私は大のリンチファンです。だからこの映画を障害者に関するヒューマンな意図から作ったとは到底思えません。
「感覚的に受け入れられない」という、現実には存在しない障害者を作り出し、それに対する人々の反…
実話を基にした映画という曖昧な記憶しかなかった、デヴィッド・リンチの1980年の監督作品。
人間は理解できないものに恐怖を感じるんだと思う。というジョン=エレファントマンの言葉が全てを表してるよう…
羊たちの沈黙のレクター博士のイメージがかなり強いアンソニーホプキンスがエレファントマンだとは最後までまったく気付かなかった
シェイプオブウォーターはこの映画からかなりの影響を受けてるんじゃないで…
このレビューはネタバレを含みます
4K修復版を劇場で観てきました。
「容姿が人と違う」、たったこれだけの理由で分け入っても分け入っても見世物にされてしまう悲しい男の物語。
障害者や難病を特集した安易な感動ポルノとは一線を画す内容に…
このレビューはネタバレを含みます
観たいとずっと思っていたエレファント・マンを遂に2Kで見た!
あらすじを見てだいたい想像していたけど、それ以上に内容はすごく重くて色々と考えさせられるお話だった。エリックの異形さがモノクロでも伝わ…
これでも人間なんだっていうセリフに目頭が熱くなる。
見世物小屋のあの独特で愉快な雰囲気と音楽の中で蔑まれている人間の存在は見るに耐えない。
慈善の中にある偽善は拭えないのだろうか。何でもかんでも…
すごかった、、言葉にすると薄っぺらく感じてしまうけど、、
メリックが中々映らない最初の描写で、自分もメリックを怖いもの見たさでコンテンツ化する民衆と同じになる
メリックよりずっと醜い色んな人達が出て…
カルト扱いされる事も多い作品だが、デヴィッド・リンチの作品の中ではかなり見やすい部類だとも思う
「エレファント・マン」として知られていたジョン・メリックの半生を描いた脚本ありきで当時まだ新進気鋭だっ…
歪な身体を持ち、エレファント・マンと呼ばれた青年ジョン・メリックの悲痛な物語。
人間の内に宿る醜い部分を描きながら、同時に崇高な尊厳の在り方を感じずにはいられない。デヴィッド・リンチが描く重厚なヒュ…