1998年製作公開。脚本監督ラース・フォン・トリアー。
差別者であるとかないとか、善であるとか悪であるとか、境界線を引いてしまう。もちろん自分は差別はしないし、善行の人である。こっち側であって、絶…
『ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ2023』より。
久しぶりに見るのが苦痛に感じてしまいました。もちろん、題材が題材なのである程度の覚悟はありましたが、それでもキツかった…。
ドグマ…
「障害者のフリをして人間の偽善を暴く」という大志の割に、構成員たちはいざ自分たちの家族の前では障害者のフリができない。
安全圏を確保した上でしか活動できないことが、作中ではあたかも本物の愚かさである…
シチュエーションと言うか登場人物のキャラクターが異常すぎる。
逃避として愚かな振る舞いをしてしまう心情に寄り添いたい気持ちもあるものの、周囲に迷惑をかけて好意にただ乗りする姿勢や、いわんや露悪的に振…
障害者を演じる事で社会を挑発する健常者達のグループ、’’イディオッツ’’。
たまたま入ったレストランで彼らに出会ったカレンは最初は不快感を覚えるものの、次第に惹かれ始めていく。
全編手持ちカメラ映…
おそらくラース・フォン・トリアーは善心ってのは知恵遅れかキチガイにしか備わっていないと頑なに信じていて、だからこそ俗まみれの「普通」の人々が惨めに死んでも底なしの不幸になってもまったく構わないと本気…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ダンサーインザダークの監督なんだな!ドキュメンタリーかと思ったら違った。俳優の障害者の真似がうますぎるが、国籍が違っても障害者の動きってみんな同じなの、"遺伝子"って感じがする。てかGreen Da…
>>続きを読む「ドグマ95」に基づいて作られた作品。
本編自体は突拍子もなくて極めて悪趣味だが、50分もの長回しをはじめ、演者だけでなくスタッフもとことんまで追い込んでいく撮影手法の裏側を語ったメイキングやイン…