強制収容所で、ユダヤ人殺戮の後処理に従事する同胞たち。
ゾンダーコマンドと呼ばれる彼等もまた、命の保証がない綱渡りの日々を送る。
酷い…酷すぎる。
サウル目線による地獄絵図。
直接的な残虐描…
WOWOWで。
ハンガリー人の監督が撮る
ハンガリー人が主役の
アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所のお話。
あらすじはチェックしてたけどこれほどとは。
初っ端から長いカット…
で断末魔の叫び(…
新しい…
音が凄い。
サウルの背中越しに見るホロコースト。
リアルすぎて、変な感覚に陥る。
サウルの顔や背中にしかほぼピントがあっていないことで、その背景に映り込むピンボケした景色は生々しく、ただ、…
アウシュヴィッツで起きた事について詳しく知ってるわけではなくても、ボヤけた映像が、そこで何が起きていたのかを雄弁に語る。
ハッキリ見せない事が、かえって積極的に見ようとして来なかった自分を見透かして…
映画『関心領域(2023年)』がアウシュヴィッツ強制収容所の外(そと)から描(えが)いている映画なのに対して、本作は、アウシュヴィッツ強制収容所の中から描(えが)いている映画になります。
物語は、…
カメラの距離感に圧倒された。常にサウルの顔や背中に寄り添い、画面の端では常にぼやけた惨状が進行している。観客ははっきりと見せられるのではなく、隣にいるように感じさせられる。その結果、恐怖や絶望は逆に…
>>続きを読むナチスドイツのホロコースト下のユダヤ人大量虐殺を描いた映画のひとつですが、ほとんどが主人公サウルの後姿のシーンばっかり。
ガス室から虫の息で戻ってきたが、ドイツ人により窒息死させられたユダヤ人の青年…
サウルが無軌道に突き進むが故にサウルの周りの人物が玉突き事故で酷いことになるがそもそもカメラに映るサウルが正気を保てていない&そもそも正気を保てる環境ではないのでもう全部仕方がない。
サウルを阻む周…
サウルの周辺がぼやかしてあることについての意見がたくさんありますが、わたしは見終わってからぼやかしてあってよかったと思いましたよ。
いろんなホロコースト映画で見られますが、目の前で同胞が殺されてい…
アウシュビッツを舞台に、生と死、宗教をテーマにした非常に重い作品です。主人公はゾンダーコマンドと呼ばれるユダヤ人ながらも、処刑されたユダヤ人の死体処理に従事する男・サウルです。
クライマックスのサ…
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