三次は、死んだ親父・宗七のよしみで町火消「に組」の初五郎に引きとられた。そんな三次にはおきぬという幼馴染みがおり、彼女には旗本・尾形玄蕃との縁談が持ち上がっていた。ある日、火事が発生し、駆…
>>続きを読むある夜、緋鹿ノ子城の宝物蔵から伝家の重宝・孔雀の兜を盗み出そうとした一団があった。そこへ蔵番士・里村隼人が出くわし、兜を取り返して兜奉行・磯貝帯刀のもとに届ける。一団は帯刀を襲うが兜の行方…
>>続きを読む紀州家の江戸屋敷に忍び込んだ義賊・稲葉小僧新助。巡視に見つかる寸前、彼は中﨟を務める女性・梶尾に助けられる。後に彼女はそれをとがめられ、実家の?燭屋に身を引いた。そんなある日、彼女は人気役…
>>続きを読むひばり捕物帖のシリーズ三作目。基本的にはかんざし小判・自雷也小判と同じ設定で、ひばりが老中・阿部伊予守の妹・妙姫であり…
>>続きを読む将軍・家綱公の日光参詣が迫るなか、日光番所が全焼し、謀反の罪で幽閉されていた越前宰相忠道卿の子息・忠常らが焼死する事件が発生。松平道閑は日光奉行の石坂主水正の失態を老中筆頭・土井豊後守がか…
>>続きを読む慶応4年、鳥羽伏見の戦いにより江戸の街も大きく揺れるなか、火消奉行・中根一味はこの混乱に乗じて私腹を肥やそうと暗躍していた。一方、命を楯にしても江戸を火事から守ろうとする町火消しの「は組」…
>>続きを読む旗本・相馬修之進の娘・由香に将軍お墨付きが下される。一橋大納言は由香を渡すよう要求。断る修之進に大納言の刺客たちは殺気立つ。由香は大納言の計略ですでに連れ去られていた。刺客に囲まれた由香だ…
>>続きを読む名人級の腕前で吹矢の猪之助の異名を持つ旅人(東千代之介)は実は大身旗本の落胤で家来2人に追いかけられてるうちに、姉御肌…
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