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全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者にして、バチカン市国の元首であるローマ教皇が死去した。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿(レイフ…
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登場人物のほとんどがおっさんで、カトリック教会の最高指導者を決める話って… なにそれ、地味じゃね? なにがそんなに…
観終わった後、開いた口が塞がらなかった。 当時絶対におもしろいと思っていたので、観るまでのあいだは一切の情報をシャッ…
思いがけない出会いから始まった、最⾼純度のラブストーリー 思い描いていた⼤学⽣活とはほど遠い、冴えない毎⽇を送る⼩⻄。学内唯⼀の友⼈・⼭根や銭湯のバイト仲間・さっちゃんとは、他愛もないこと…
【映画化における監督の解釈、視線の複雑骨折、女性に焦点を当てた弱い男の物語として】: 原作未読なるも、大久明子監督作品…
公開時から気になっていたけど、そこまでレビュー評価がのびてないように感じたけど、その後じわじわ評価が上がっていた映画、…
市役所の生活福祉課に務める佐々木守(北村匠海)は「職場の先輩・高野(毎熊克哉)が生活保護受給者の女性に肉体関係を強要しているらしい」と同僚の宮田(伊藤万理華)から相談を受け、真相究明の手伝…
「もういっぱいいっぱいなんですよ。まっとうに生きてる僕がですよ。僕だけが損してつらい思いしてるのに誰も味方になってくれ…
日本の夏はいつだって最悪である。 暑さと湿度が人々からなけなしの思慮深さとか思い遣りを少しずつ腐り落とし、小さな《悪》…
NY でストリップダンサーをしながら暮らす“アニー”ことアノーラは、職場のクラブでロシア人の御曹司、イヴァンと出会う。彼がロシアに帰るまでの 7 日間、1 万 5 千ドルで“契約彼女”にな…
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大傑作。 まず映画体験として楽しすぎた ジャンル全く違うがRRRを観てる時の様な あーたのしいーいまって感じ 息をす…
“トゥシェー” »ニューヨークでストリップダンサーとして働くアニーことアノーラ、職場でロシア人の御曹司と出会い、一週…
渡辺儀助、77 歳。大学教授の職を辞して 10 年―妻には先立たれ、祖父の代から続く日本家屋に暮らしている。料理は自分でつくり、晩酌を楽しみ、多くの友人たちとは疎遠になったが、気の置けない…
"敵について" 原作・筒井康隆、監督・吉田大八に加え、名優揃いの実力派キャストによって築かれた比類なき座組に確固たる…
比較的、恵まれた環境でも老いて行くとは、こんな感じなんだなぁと歳を重ねて行く事の気持ちに迫った良作。長塚京三さんが主演…
吃音をもつホッケー少年・タクヤ(越山敬達)は、「月の光」に合わせフィギュアスケートを練習する少女・さくら(中⻄希亜良)の姿に、心を奪われてしまう。 ある日、さくらのコーチ荒川(池松壮亮)は…
ことばが劈かれるとき 2024年 奥山大史監督作品 目の覚めるような雪景色 スケートリンクに差し込む光 スノーダス…
美しく包まれた人間の醜猥。 創作に限らず何らかの「表現」において、表と裏の乖離と、その切実さに起因する残酷さは常々興…
才能にあふれるハンガリー系ユダヤ⼈建築家のラースロー・トート(エイドリアン・ブロディ)は、第⼆次世界⼤戦下のホロコーストから⽣き延びたものの、妻エルジェーベト(フェリシティ・ジョーンズ)、…
架空の建築家 ラースロー・トート の人生を追うモキュメンタリーならぬモキュ伝記映画。インターミッションありの215分!…
1人の建築家の半生を"観る"のではなく"体験"する215分間の圧倒的大作。この旅は一生忘れられないだろう 多くのテー…
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祖母の死をきっかけに、正反対の性格を持ったいとこ同士のデヴィッドとベンジーが、ポーランドの歴史ツアーに参加するおはなし…
あなたの心の傷痕はよくみえる。けれどその痛みを分かりたくともすべてを知ることはできない。それなら...ともに旅をしよう…
重い病に侵されたマーサ(ティルダ・スウィントン)は、かつての親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)と再会し、会っていない時間を埋めるように病室で語らう日々を過ごしていた。治療を拒み自らの意…
" 身も心も平穏でありたい 思い出があふれるときは ただ話がしたい " 大好きなティルダ・ス…
【細部まで面白い】 不治の病にかかった女性が、自死の道を選ぶものの、ひとりで死ぬのはつらいので、友人にそばにいて欲し…
京都。まだ芽の出ない女優、長谷川泰子は、まだ学生だった中原中也と出逢った。20 歳の泰子と 17 歳の中也。 どこか虚勢を張るふたりは、互いに惹かれ、一緒に暮らしはじめる。価値観は違う。け…
さらさらと、さらさらと流れてゐるのでありました、、、 この詩を部屋に貼ってた中学生の頃、私は厨二病だったのかしら 世…
男と女、孤独、仕事、感情、クリエーティブ、文学、詩などを通して描く人間模様 その深さを読みとれること 行間を読める…
自分の好きな人が、自分の好きな人のことを好きだと嬉しいじゃないっすか。 それは「コミュニティの違う友達と友達を、引き合…
自分を常に切り裂いて見せるレオス・カラックスの舌鋒の鋭さと賢明さが溢れた一作。 前作の「アネット」でも映画と自分自身…
ハレー彗星が接近し、酷い暑さに襲われたパリでは、愛のないセックスによって感染する恐ろしいウイルスが蔓延していた。人々の命を救う特効薬をめぐり、対立するふたつの勢力。疾走の中で愛が生まれる。
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最初の印象は、今から昔、TVで何気なく流れてて、ふと 眼に映像が飛び込んできた。セリフなし 動きあるけど基本演劇のよ…
【衝動的願望をハイセンスな作劇で現出した近未来都市パリ】 ■あらすじ レオス・カラックスの、アレックスという青年を主人…
夏、美しくブルーに輝く湖。ここは男性同士が出会うためのクルージングスポットになっている。ヴァカンス中に訪れた若い青年フランクは魅力的なミシェルと出会い恋に落ちる。ある夕方、フランクは湖で喧…
快楽に服従。(どこまで?) 大胆な映像に驚かされますが、濃密な内容とスリリングな展開が非常に映画的でおもしろかったで…
【恐ろしいものは魅力に溢れているというセオリー】 本作はゲイポルノでありスリラーでありド直球なプロット映画でした。 以…
冬、クリスマス前、師走の街。独身男性のメデリックは、ランニング中に見ず知らずの売春婦イザドラに一目惚れし口説くが、嫉妬深い夫の乱入で邪魔をされる。同時に市街では大規模なテロが発生—— 突然…
【新しさと懐古主義が混ざり合った寸止めブラックコメディー】 この映画タイトル好き! 本作の脚本の天才さについては流石に…
【第72回ベルリン映画祭 パノラマ部門出品】 『湖の見知らぬ男』アラン・ギロディー監督新作。カイエ・デュ・シネマ誌ベス…
世界を旅するカメラマンから届いた手紙を朗読する女性。日本とアフリカ、記憶や旅をテーマに、フィクションやドキュメンタリー、哲学的考察が混在したマルケルの代表作の1本。
衝撃とはまさにこのこと 絶対自分には撮れない。 監督が日本とアフリカを旅した記録 2つの国の文化、価値観の対比から何…
記憶の電気信号の標本装置という概念とそれを表現するエッセンシャルな部分を抽出したような機材のビジュアルが堪らないです.…
イタリア中部トスカーナ地方、朝露にけむる田園風景に男と女が到着する。モスクワから来た詩人アンドレイ・ゴルチャコフと通訳のエウジュニア。ふたりは、ロシアの音楽家パヴェル・サスノフスキーの足跡…
リマスターが出来たら、いつかきっと劇場で観賞したいと願い静かにとっておいた名作 ついに観ることができて感無量です🤍 …
何度も見返してしまい、この映画と歳をとっていくんだろうななんて思わされる作品は滅多にないが、ノスタルジアは私にとってそ…
秋、紅葉が美しく、石造りの家が立ち並ぶ村。ジェレミーは、かつて働いていたパン屋の店主の葬儀に参列するため帰郷する。男の未亡人マルティーヌの勧めで家に一泊だけすることになるが、思いのほか長引…
【湿り気を帯びた情動と温かい人の胸】 オープニングからシャブロル感を出してくるものだからまんまと心を鷲掴みにされました…
「Stranger by the Lake」を約10年前にロンドンの映画祭で見たことあった記憶が脳裏をよぎり、(あの監…