愛と哀しみの果てに関する映画 171作品

日活ロマンポルノで知られる神代辰巳監督の遺作。なんと車椅子に乗り、酸素ボンベを携えながら撮影したという。北方謙三の同名…

【1994年キネマ旬報日本映画ベストテン　第4位】 『一条さゆり 濡れた欲情』神代辰巳監督が北方謙三の同名小説を映画化…

マーク数少な過ぎ❗️ 正直、前編は今一つだったかも... その為？後編は更に観る人が少ないようなので、加藤雅也の熱演の…

北方作品を映像化するのに難しいのは、心情をどう表現するのか？だと思う。 その点、この主人公は独り言が多いキャラで伴って…

社会派の山本薩夫監督が「真空地帯」（1952）に続いて手掛けた反戦文学の映画化第２作。戦争末期のフィリピン戦線を舞台に…

太平洋戦争の末期、フィリピンの日本軍は食糧弾薬ともに底をつきかけていた。前線の最高司令官(加藤嘉)は「それでも退却はし…

1994年に神代辰巳監督、奥田瑛二主演で映画化（未鑑賞ですが良さそう🥺）された北方謙三氏の同名小説を、神代監督に師事し…

今の時代、こうしたアウトロー映画をやりにくくなってしまったところに、北方謙三作品を復活させてくれたのは喜ばしい限り。も…

「ゴリオ爺さん」などで有名な19世紀のフランスを代表する小説家・バルザックの小説「あら皮」を映画化した本作『悲しみの皮…

人生、太く短く！ バルザック「あら皮」の映画化。 作家志望のラファエルは貧乏だけど、夢と希望に溢れまくりのスーパーイ…

アマプラの沼底で発見した、オランダ発サスペンス。 主人公のサラは息子と娘、旦那と共に故郷オランダへ移住した途端何者か…

兎にも角にも撮影が下手。 出だしの10分間の長回しは、まるで素人にGoProを持たせた様なシークエンス。面白がって振り…

誰が何の「成れの果て」なのか？感づきはじめるのも段々薄々と。なので次第にある登場人物のすべてが恐怖でしかなくなり、そう…

身近な人間の闇を描いた、骨太なインデペンデント作品。 宮岡太郎監督はTwitterで認知していましたが、作品を観るの…

【1948年キネマ旬報外国映画ベストテン　第5位】 『にんじん』ジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品。ヴェネツィア映画祭…

名匠ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の 1939年作。つまり戦前の映画なのに、全く色褪せていません。 時間も国境も越える…

大宝って映画会社のロゴを初めて見た！！ そんな映画会社ある？ …ってことで調べたらどうやら新東宝が倒産したあとに少し…

第二期ウルトラマンシリーズで活躍した山際永三監督の唯一の劇場映画。1960年代初頭に実在したブルジョアの遊び人集団“六…

勧善懲悪でない風変わりな復讐劇 ゲイリーオールドマン演じるチャーリーがただの犯罪組織のボスでなく人間味のある役どころで…

地獄 犯人追跡中に腕を負傷して退職した刑事エディ ある日、彼の妹キャシーが何者かに拉致されてレイプされ瀕死の状態で発…

「罪と罰」の映画化で、脚本は新藤兼人。金貸しは原作のようなおばあさんじゃなくて、上田吉二郎。事件を起こす動機も違ってい…

💻 サスペンス・スリラー 監督：ブノワ・ドベール 男たちを手にかける女の凶行と破滅を描いたサスペンス。 精神科医の…

優しい刑事を夫に持ち、可愛い娘もいる幸せな家族を持つ、精神科医で良妻賢母のヴァレリー。 セラピーにやってくる患者の夫か…

チネマットオンライン試写会で鑑賞しました！ 出産というライフイベントに向けて、決断の瞬間が次々と押し寄せる様子に、自…

明るくコミカルなで爽やか🍃 そんな群像劇からとても重いテーマ 人間が産まれる そのとても大きな事はあたりまえのよう…

ロシア映画って意識して見た、初めての作品かも。 一度は行ってみたいと思っていた･･･ 《サンクトペテルブルク》の街並…

ロシア産W不倫の話。ニーナがマジで美しい。 【あらすじ】 貧しい大学教授サシャ(アレクセイ・チャドフ)の美しい妻ニー…

酒浸りの医師アンスラン（ミシェル・シモン）は自動車事故を起こし人を死なせるが、機転を利かせて見事に隠蔽し、自分の完全犯…

アンリ・ドコアン脚本、監督による、 【フレンチ・ノワール】。
 30年前は有名な医者だったアンスランは、今は酒浸りの…

悪い意味で驚きの展開が続き、宇野重が突然ログアウトするくだりは思わず笑ってしまった。全然笑うところじゃないんだけど。 …

シリーズ第2作目。といっても1作が60分ほどの上映時間だから2本で1作分くらいの容量ではありますが。第1作目で感じた「…

復讐の源 🌕ジオリジンシリーズ2作目 🌕シャアの過去編2作目 ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖ コロニーから脱した姉妹ふたり…

【1947年キネマ旬報日本映画ベストテン　第7位】 黒澤明のオリジナル脚本を谷口千吉が映画化した作品。キネマ旬報ベスト…

三船敏郎と志村喬、小杉義男演じる銀行強盗が、雪山に逃れた後の話。 谷口千吉の監督デビュー作であり、三船敏郎の役者デビ…

貧しい家庭に生まれた男が、人を金儲けの手段として利用しまくった挙句の「なれの果て」を描いたエドガー・Ｇ・ウルマー監督作…

『奇妙な女』の男性版。欲望が人間の皮を着たような男が、ウォール街で人を食いつぶしながらのし上がっていく。 女は男の仕事…

メキシコにも“因果応報”という慣用句はあるのだろうか？ ロサの寡黙なのにこの土地への愛着が主人に負けて無い意志が感じ…

2010年メキシコにてカウボーイでハンターであるドン・アレジョ・ガルザールが、彼の牧場を奪おうとすると犯罪組織から自分…

エプシュタインの捉える海は、生き物を思わせる。 それは荒々しくも、恐ろしく滑らかで、確かな質量と高低を感じさせるうねり…

エプスタインのエッセイをずっと読んでいたから、これがエプスタインのいう「フォトジェニー」なのか！と嬉しくもなり…笑 …

3月11日はヨーロッパを代表する女優ドミニク・サンダ様の70歳のお誕生日です！ (注：1951年生まれで67歳の説もあ…

星降る夜に押し入れ探検隊26 女性フォロワーさんにお尋ねします。 フィルマークスにレビューを書いている方なら、おそら…

‪「甘い夜の果て」‬ ‪冒頭、中部地方のある新興工業都市。ジャズ流れる浜辺。男女の営み、水の流れ音。クラクションがなり…

解説 「血は渇いてる」の吉田喜重が、助監督の前田陽一との共同脚本を監督したもので、社会機構の中に生きる現代人の欲望を描…

観てる間ずっと下腹がズンと重かった。 横たわる母親が娘に歌を託す、その歌詞はペルーの歴史の闇を示唆し、自身の悲痛な体…

花は人が言えないことを語ってくれる 手のひらは苦しみに満ちた深い幸福を優しく伝えてくれる 母親を慕うように壁に触れる…