太刀川寛が出演・監督する映画 56作品

当初はブンヤの荒木一郎が一味のイニシアチブをとるのだが、活動家学生の原田大二郎が暴走し始めてから雲行きが怪しくなり、潜…

シネマヴェーラ渋谷の「歌手デビュー50周年記念 映画特集 荒木一郎の世界」の目玉上映。1972年の作品だが、当時起きた…

このレビューは、 原作コミック「あしたのジョー」を知っていることを前提に書いてきたい。 1968年に「週刊少年マガジン…

『あしたのジョー』 製作年 1970年。上映時間84分。 少年マガジン連載劇画 『あしたのジョー』の実写映画化。 ※今…

君はどこにいるのか♪ まだ見ぬ 恋人よ♪ 夢に見る 甘い口づけよ♪ 僕を呼ぶ やさしい声 ♪ ↑ 『まだ見ぬ恋人』 …

実家帰ったらとりあえず若大将。お父さんが「お前若大将でも見るか。TSUTAYA行こうか」と提案した。最初は渋ってたお母…

三船まぐろ映画『怒涛一万浬』の併映 東宝初の零戦題材モノクロ映画 円谷のミニチュアがまた大迫力で、空中戦も地上の爆撃…

戦争映画だから思想面とかで言いたいことはある。そんな簡単に感動なんかしないぞ、騙されないぞ、って気持ちもあった。 加…

児玉清の存在が独特すぎて気い失いそうになる。君、何をやっても目が死んでるよ！（いつもか） 浜美枝タンのチャーミングさ…

1945年8月、終戦間近の旧満州のソ連国境付近。 コンクリートで固められた狭いトーチカ陣地を死守する5人の守備兵の物語…

凄惨な人間の叫び！これこそ戦争の真実の姿だ！ 第二次世界大戦末期、たった5人でトーチカを死守した漢たちを描いた60年…

山口瞳の原作を岡本喜八監督が遊び心あるペーソスの効いたシナリオ＆演出で映像化。 主演の小林桂樹がだらしないが憎めない…

【エブリマンって名前は今でもカッコイイ】 1963年の作品だが、当時のサラリーマンの生活、中年男の生き様が活き活きと…

「このキノコ食べてるといつかキノコになるのよ。 　あの船に鏡のなかった理由が解ったでしょ。 　でも一度食べたらやめ…

「あなたも僕のこと、キチガ▪️と言うんでしょ。でもね…」とネオンが妖しく瞬く東京🗼のど真ん中の病室から呟く久保明の台詞…

黒澤映画の中で最も笑いの多い作品ではないだろうか？ご存じの通り「用心棒」の続編とも言うべき作品だが、「用心棒」がアクシ…

監督は「七人の侍」「生きる」の黒澤明。 主演は「七人の侍」「用心棒」の三船敏郎。 原作は山本周五郎の短編小説「日日平安…

同名の松竹『忠臣蔵 花の巻・雪の巻』、東映『忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻』は未見です。 渡辺邦男監督の大映『忠臣蔵』のレ…

前編花の巻、後編雪の巻ってタイトルがかっこいい。内容みても本当にその通り 同名のタイトルが使われるのは1954年版に続…

『トンデモ映画だけど、地球丸ごと救うって、どんだけ崇高なの』 【過去作レビュー】 テレビでしか観たことない作品。午前…

円谷英二の特撮ものは、手作り感にとても惹かれる。 妖星ゴラスが周囲の星を飲み込みながら大きくなり、太陽系に突入。この…

シネマヴェーラ渋谷で鑑賞。 丸の内B・Gの恋模様を職人・福田純が手堅く仕上げた佳作。いかにも東宝顔のヒロイン、藤山陽…

社内恋愛、結婚をテーマとしたラブコメ作品 んー正直微妙かなと、当時の恋愛観貞操の概念、お見合いとか現代から見るともう…

久しぶりの黒澤映画。わりと流し見的に見ちゃってたので簡単に。 黒澤映画といえばやはり三船敏郎さんですが、本作ではさす…

2003年 鑑賞 ストーリーの流れはわかった。でもこの人はどういう立場？みたいなのはわからない。 最後の殺陣は凄い！銃…

名古屋出張に新幹線じゃなくてプロペラ飛行機使うんだね。 森繁、三木、加東、小林、各氏の連係プレーは抜群の安定感。毎回の…

コメディ寄りの作品はいつも戦前のサイレント～トーキー初期のドタバタ喜劇のテイストを（作品により分量の多寡はあれど）引用…

スカパーにて。東京ー大阪間の特急こだまを舞台にした喜劇。 食堂車コック(フランキー堺)と食堂車給仕(団令子)のカップ…

敬老の日という事で観た（いつの話だよ）。 父がいない映画である。父という存在が綺麗に存在しない。出てこない。 本作の家…

「東京物語」の成瀬巳喜男バージョンといった感じ。タイトルどおり、娘・妻・母それぞれの女性の立場や生き方を主題に描いた作…

『好戦？反戦？　これは何戦映画？？』 【過去作レビュー】 その昔「ミッドウェイ(1976)」というハリウッド大作があ…

「ミッドウェイ」の予習のために鑑賞 結果的にはこちらの方が面白かったかも… 物語の構成はエメリッヒ版「ミッドウェイ…

堀川監督、初見 かなり良いと思うが平均低い 設定、情景、キャラ(および充てられるキャスト)で意外と他とかぶらないよ…

映画『杏っ子』は、室生犀星の同名小説を原作とし、父娘の関係を軸に、結婚生活の現実と男性の情けなさを描いた作品である。主…

壮絶な映画で、独身の人が観ると、結婚なんか絶対したくないと思わされる一作。 別の映画だけど、以前、宇多丸さんが『ブル…

2021/7/31 「お父さんはお人好し」シリーズの7作目で最終作。2～6作目をすっ飛ばして本作を観たけれど、冒頭は1…

マダム淡路恵子登場で、加東大介が質実剛健を買われて社長になった事を忘れ色事に入れ上げてしまう。一方小林桂樹も秘書ノイロ…

三代目社長となった加東大介さんが主役。白黒作品。 質実剛健、生真面目な加東さんがくだけてくるのが見どころか。そこに社…

社長シリーズは初めて観ましたが面白かった！サラリーマンの笑いと悲哀のバランスが絶妙な映画でした。社長とはいえ会長役のお…

2019/4/6トークショーメモ 森繁久彌さんの好きな作品。 関西もの18歳まで大阪までいたから普段は大阪弁の雰囲気…

成瀬2作目。長い、登場人物多い。また不倫の話か、成瀬って不倫もの多いの？兄のおっさんが顔もキャラも嫌でイライラしてた。…

たくさんの雲が風によって揺れ動くおはなし。 きれいな八重さん（淡島千景）と老けてる甥・初治（小林桂樹）のせいで、年上…

戦国時代は…裏切りとか、暗殺とか、 普通のことだったんですよね？ あ～、戦国時代に生まれなくてヨカッタ。 サムライも大…

本作、実際に弓矢が雨あられと降り注ぎ、ストップモーションまで利用した、三船敏郎の憤怒の形相が凄まじいラストシークエンス…

なんだコレ。戦争映画でありサスペンスアクションなのに緊張感がない。 女学生の子どもっぽさを前面に出すことで、敗戦後の日…

敗戦直後の旧満州。前線に看護師としてかり出されたまま軍に見捨てられた女学生とその教師（原節子）が八路軍に捕まり、そこで…

昔の映画ってエンドロール無い代わりに ど頭に俳優やらスタッフやらのクレジット入るのが普通じゃんね。 この映画もそのタイ…

戦時下を懐かしむような？喜劇と悲劇が入り混じった娯楽作品 船が攻撃され、南方の島に流れ着いた日本兵。そこでサバイバル…

今となっては「原節子のキチガイっぷりがサイコー！」とか思える人でないと楽しめない映画なのでは？ そういう感性を持ち合わ…