日守新一が出演・監督する映画 108作品 - 3ページ目

戦後自由謳歌を讃美した獅子文六は戦中の最中でも、清水宏「信子」に続き本作に於いても清々しい青春の息吹を歌い上げた原作を…

佐分利 信（宗像六郎太 高峰三枝子（島瑞枝／ 笠智衆（加女田重助 水戸光子（お玉 斎藤達雄（敬天堂 河村黎吉（島半蔵…

小津、溝口が天才と呼んだ清水宏監督の代表作のひとつ。大阪の児童救護施設「修徳学院」熊野隆治院長の手記を映画化した社会派…

導入の説明からブニュエルとかだと施設の闇とか描かれそうだと思ったけど、清水宏の作品だと施設での生活とちょっとした問題を…

✔️🔸『女の宿』(3.9)🔸『家に三男二女あり』(2.9)🔸『美女桜』(3.1)▶️▶️　 　終戦時の米側没収、その…

思い詰めた姉の気持ちを知る由もなく奢ってくれるならココかな？って行きたい店メモ帳チェックしてすき焼き。お腹いっぱいで残…

大恩ある店の危機を救おうとする女芸人といういかにもな人情話を、さりげないテクニックと子供たちとのやりとりでいつものユー…

素晴らしい！ 清水監督のどこを切り取っても絵になる構図、子供の描き方、自然の美しさは言わずもがな。 この作品での覗き見…

「蘇州の夜」主題歌が美しい。 李香蘭（山口淑子）は気の強そうな日本人離れした大きなキリッとした瞳と派手な顔をしている。…

切ないストーリー。特に後半からラストにかけて😢

清水宏監督のほのぼの映画。 まだそんなに観ていないけれどロメールの避暑地での出来事に似ていて、温泉宿に長逗留する人びと…

ピュアネス弾けていてこっちが恥ずかしい。温泉宿でのひと夏の淡い思い出。 露天風呂でかんざしを踏んづけて怪我をした青年 …

愉快な戦前青春女学校物語！ 寄宿舎の舎監かぁ。こんなに若くて溌剌とした美人先生が1954年の木下惠介監督による『女の園…

若き高峰三枝子の美しさに終始見惚れる映画。彼女の見事な三日月眉に何の淀みもなく弧を連ねる鼻梁に、ブランクーシ「眠れるミ…

国策映画のようとの指摘もあるがこの時代に自分の意志で伴侶を選ぶと言う女性の自立がテーマの映画。原作が林芙美子で特に脚本…

桑野通子（植村郷子） 木暮実千代（宮田律子） 徳大寺伸（小見山幾太郎） 細川俊夫（佐山新一） 河村黎吉（大野） 吉川満…

清水宏監督が得意とした子供の強さと弱さを描いたジュブナイル映画『風の中の子供』（1937年）の続編です。今回は二本立て…

「子どもは真っ直ぐ向いて、大手を振って歩いてればいいんです」 『春夏の巻』よりさらに物語の機微が際立ち、その機微をなぞ…

清水宏監督が得意とした子供の強さと弱さを描いたジュブナイル映画『風の中の子供』（1937年）の続編です。今回は二本立て…

ここにも清水宏のエッセンスが満ちている！序盤から落涙。駆ける子ども群像の後ろ姿、部屋から部屋への移動、ロングショットに…

「なんぷう」と読む映画。Happyendらしいが暗い映画。林芙美子原作なので見ごたえがある。徳大寺と氷川澪子（市岡かほ…

渋谷実監督の観る 母兄の大反対押し切って好き な男追いかけ上京する菊子 一緒に暮らすが家族の心配通り になってしまう…

日本映画史に燦然と輝く恋愛メロドラマの最高傑作。美しく高貴な令嬢を地でいく高峰三枝子のクールな雰囲気とドライなセリフ回…

長時間でしたが一気観でした！凄まじい名作！びっくりした！この時代にこれだけの大作があったんだね。すごいなあ😁 腐敗した…

木下恵介脚本を得て吉村公三郎監督作品初期の秀作の一本。マッチ工場を経営する父藤野秀夫が自殺して、長男笠智衆が、家族の責…

藤野秀夫（北川徳太郎） 葛城文子（妻お近） 笠智衆（長男健一郎） 日守新一（次男要二） 伊東光一（三男良三） 磯野秋雄…

【めあきはごまかせてもめくらはごまかせません】 青葉の頃に限るよ　8人半　ハイキングの学生に抜かれた　いい女が乗って…

Filmarks評価4.1 フォロイーさんの評価もかなり高い。「名作」の声がずらり。小津、溝口監督が天才と言っていたら…

この映画は、浅草オペラありし頃の粋な古き良き大正時代のノスタルジー漂う傑作なり。今じゃもう忘れられてしまったかもしれぬ…

島津保次郎監督の観る 浅草オペラ興行の劇団内の群 像劇。若手踊り子麗子を利用 とする魔の手から劇団員総出 で守ろうと…

学生の軍事訓練といういかにも当時の軍事状況に配慮しているような企画を、清水宏監督は行軍による動作やその周辺のドラマに限…

新文芸坐の名匠・清水宏特集にて観る。 大学陸上部の関(佐野周二)と谷(笠智衆だったとはチラシみて気付いた)はともに花…

小津安二郎が1936年に撮った初めてのトーキー作品。ハリウッドでトーキー作品『ジャズ・シンガー』が撮られたのが1927…

小津安二郎の劇映画としては最初のトーキー映画作品。小津安二郎は監督のほか「ゼームス槇」名義で原案者としてクレジットが…

素晴らしい！この作品の演出は見事だ。この作品を観て何故島津保次郎監督が偉大と言われているかがわかった。これを観たのをき…

佐分利信（重住高之） 高田浩吉（京極練太郎） 仁礼文七 ................　 志賀靖郎 池島信助 ...…

◎文句なく大傑作 田中絹代と高田浩吉BestAct 1935年 松竹蒲田 モノクロ 100分 スタンダード ＊ホワイ…

「春琴抄 お琴と佐助」は1935年公開の白黒映画。主役・春琴の田中絹代は1909年生まれなので当時、26歳で、佐助役の…

柳下美恵のピアノdeフィルム 柳下さんの即興伴奏付き 国立フィルムアーカイブ所蔵の35ミリフィルムを自然な動きに見える…

他の監督の都合がつかずにお鉢が回ってきた企画だったということが俄には信じられないくらい充実した成瀬巳喜男作品。交通事故…

柳下美恵さんの伴奏付きサイレント映画上映「ピアノdeフィルム」で鑑賞。 与太者シリーズは戦前の松竹作品で、全部で11…

柳下恵美氏によるピアノ伴奏付きでサイレント映画を上映する「ピアノdeフィルム」という企画に初参戦。 与太者シリーズと…

サウンド版にて。拍手の現場とそこから離れた寝室とでは当然音量が異なるのだが、カットバックの度にしっかり調整されている技…

現存する貴重なサイレント期の作品にしてこれは清水宏の中でも屈指の作品だと思う。 ラグビーの試合の横移動もさることながら…

　成瀬巳喜男のサイレント映画 2年前くらいに成瀬巳喜男の作品『めし』や『浮雲』、『乱れる』を連続して観たのだが、まっ…

様々な愛が絡み合う（ドロドロと言うわけではない）サイレント映画。 芸者の母と息子。その母を慕い、息子にも想いを抱く後輩…

◎今は忘れ去られたDV劇 脇役陣に小津組勢多し 1932年 松竹蒲田 モノクロ サイレント119分 スタンダード　＊…

野村芳太郎のお父さん野村芳亭の監督作。長谷川一夫と田中絹代の共演。サイレントなんでちと辛い。長谷川一夫は、美男子。田中…

　日本初本格的トーキー映画。特にストーリー的にどうのというのは無いんですけど「お初」というのがね。やはり箔がつきます。…

日本初の本格的トーキー映画『マダムと女房』(1931)を観て気になったこと。 一つはトーキー映画の歴史です。 どうい…

【1930年キネマ旬報日本映画ベストテン　現代映画第2位】 『陸の王者』などの牛原監督が佐藤紅緑の小説を映画化した作品…

展開が目まぐるしい笑 当時の危険思想=共産主義思想には眉をひそめるが、映画としてはなかなか面白かった。素晴らしき哉、理…

小津安二郎のサイレント期の作品。 これまで観てきたように本来は70分の作品だが、現存するのは11分。 そのため、ほとん…

10月23日は木村有希さん(愛称：ゆきぽよ)のお誕生日です！ おめでとうございまーす！ お祝いの意味も込めまして …

小津安二郎監督のフィルムが現存する一番古い作品です。サイレント作品。U-NEXTでは活弁も音楽もなし。マジでサイレント…

会話の中でバストショット・会話する二人のショット・手元のクローズアップがテンポよく切り替わっていく。基本的に日の丸に近…