首都東京で一大勢力を誇る天盟会橋爪会長が暴力取締頂上作戦で検挙されて三年。次期会長を狙う上野組組長は、最高幹部の浜田組壊滅を策し、シマを荒らして頻繁に暴力事件を起こしていた。浜田宅で開かれ…
>>続きを読む東京で文士になるべく勉学に励む青成瓢吉。そこへ、瓢吉の父と旧知の仲で、上海から引き揚げて来た老侠客・吉良常が同居することになる。吉良常が留守をまもるその家に、ある悶着から巡査に追われる身と…
>>続きを読む昭和23年、復員して故郷新橋に戻ってきた末広勝治は、若い日本人の女が進駐軍兵士に連れ去られようとしたところを助けたため、逮捕され北海道米軍刑務所へ送られた。再び新橋に戻った勝治は、徐々に …
>>続きを読む京都ヒストリカ国際映画祭にて。 祇園祭の映画を京都で!それも真冬に^^; コンコン、チキチキ、コンチキチン、、、。…
>>続きを読むボクサーとして身を立てようと決意した大場勇は、友人・一郎を誘って上京した。ボクシングジムに入り、さらに楽団と知り合って歌の魅力にも触れる。苦しくも楽しい日々を過ごしていたが、ある日、楽団を…
>>続きを読む5年の刑期を終えた橘真一は、ノサップの炭鉱まで父に会いに行くという少女・チエと出会う。無事チエを父親・大槻の所に連れて行くが、坑夫長の蝮は大槻を鉱山の中に入れ、父娘の間を裂こうとする。怒っ…
>>続きを読む渡世人の真三は、5歳の息子と共にある港町へ。病に倒れた息子を救うため土地の顔役・源蔵に雇われた彼は、源蔵の娘・お京と心を通わせていく。そんな中、真三は新宿の露天商をまとめて同盟を作るために…
>>続きを読む父を死に追いやった憲兵を殺害し、橘真一は網走刑務所に送られた。そして、冷酷無比な典獄に対する反逆で独居房に入れられた真一は、隣の独居房にいる瀕死の日系ロシア人と知り合う。男は自分が死んだら…
>>続きを読む昭和初期の浅草。上野の博覧会場建設工事を請け負った鳶政一家。しかし、阿久津組が工事の利権を譲れと横槍を入れてきた。鳶政組頭の花田秀次郎は、阿久津組による度重なる邪魔立てに耐えていたが、工事…
>>続きを読む千葉銚子の博徒外川一家は、親分の死後解散、若親分を助けて運送業を開き順調に繁盛していたが、元幹部であった根占が、新たに根占運送業を起し、外川運送と事あるごとに衝突を繰り返していた。そんな銚…
>>続きを読む網走出身の流れ者・橘真一は鬼寅の招きで九州へやって来た。鬼寅は不良少年保護施設で働いていて、橘は助手として彼を手伝うことに。少年たちと友情を深めていく橘だったが、地元の暴力団・門馬組は少年…
>>続きを読む東京・神田の呉服問屋「沢せい」の主・伸夫が、大貫一家のイカサマ賭博にはめられ、あげくの果てに殺される。彼の幼友達である神田十一番組の纒持・新三は大貫を訴えようとするが、結局は失敗。そんな中…
>>続きを読む千葉は銚子に近い漁港町。関東島津組の元幹部・武井繁次郎は、病死した弟分の妻・加代の父である潮政一家の秋津政太郎の元に身を寄せた。そんなある日、繁次郎は昔の親分を殺した仇・桂木龍三が潮政一家…
>>続きを読む昭和初期の宇都宮。榊組の縄張りを狙う左右田組の寅松は、客人の花田秀次郎を利用して榊組三代目・秋山幸太郎を斬らせる。月日は流れ、刑期を終えて出所した秀次郎は、秋山幸太郎の墓前で未亡人の八重と…
>>続きを読む橘真一が収容されている網走刑務所から受刑者が脱走。それを橘の弟分・お秀が手引きをしたとして、看守が拷問に掛けて殺してしまう。そして、出所した橘は彼の遺骨を持って、お秀の父・竜作の下を訪れる…
>>続きを読む華やかなジンタが流れる浅草六区に信太郎が戻ってきた。信太郎は「平松興行」を起こして朝日座を中心に芝居を打っている元やくざ聖天一家の平松源之助の実子で、相思相愛の娘がいた。楽屋番をしながら源…
>>続きを読む昭和22年9月20日。台風10号のさなか、北海道岩内で質店一家惨殺事件が発生。その直後、津軽海峡では青函連絡船の転覆事故により乗客532名の命が奪われた。函館警察の弓坂刑事は、名簿にない2…
>>続きを読む酷寒の地、北海道網走駅構内。到着した列車から異様な風体の男達が降り立った。腰縄で数珠つなぎ、そして二人一組の手錠。その網走刑務所の新入りの中に橘真一と権田権三の二人の姿があった。橘は傷害前…
>>続きを読む網走刑務所を仮出所した橘真一は、病気の刑務所仲間・葉山の保釈金を調達すべく、オンボロトラックで雪山を越えるという危険な仕事を引き受ける。道中、脱獄囚や骨折した娘とその母親、自殺に失敗した女…
>>続きを読む久しぶりに故郷・長崎に帰って来た橘真一。橘は旭組の若い衆だった十代の頃、あくどい安井組に単身殴り込み、安井に大怪我を負わせて刑務所送りになった過去があった。それから数年後、旭組は安井組に仕…
>>続きを読む大阪の浪花運送での作業中に事故死した弟の骨を受け取りにきた藤川は、弟が牛馬の如くこき使われたことを知り、社長の黒木を痛めつける。浪花運送を経営する博徒・新沢一家に追われた藤川を荷受業者の半…
>>続きを読む船乗りの勇は、男勝りの女性・栄が切り盛りする築地の老舗問屋で働くことに。しかし、商売は協同組合理事長・郷田に事あるごとに妨害され、ついに勇をはじめ栄を慕う人々の堪忍袋の緒が切れる。そんな中…
>>続きを読む網走刑務所を出所した橘真一は、仲間の大槻と共に青函連絡船に乗り込む。だが、船内で盗難事件が発生、乗客は全員検査を受けることに。その際、大槻は修道尼のトランクから転がり出たマリモをひとつ持ち…
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