望月優子が出演・監督する映画 62作品

岡本喜八×三船敏郎。 世は幕末。江戸に進撃する官軍の先鋒“赤報隊”の権三は悪どいお代官と博徒をやっつけて女郎や百姓を…

王政復古が告げられた世で、幕府討伐のために江戸に向かう官軍の先駆「赤報隊」に所属していた沢渡宿出身の権三が故郷を目の前…

1967年製作公開。原作林芙美子。脚色堀江英雄。監督大庭秀雄。 1952年大映製作版を昔観ていますが内容は忘却の彼方…

男に苦労した母親、そして父親が異なる三人姉妹と一人息子の家族の姿を、長女と次女の男関係を中心に描くドロドロの愛憎劇。面…

小泉八雲原作の、怪談オムニバス。 テレビアニメ版の『モノノ怪』は、なんとなくこの作品の影響を受けてそう。 オープニン…

「今度そんな目にあったら 　　　　　　　　　取り返しがつかんから」 髙石あかりちゃんが朝ドラ『ばけばけ』で演じるヒロ…

「粘土のお面より　かあちゃん」のスタッフが集結。原作は西村滋に代わったため、子供の視線ではなく、長男役の山田幸男がほと…

母の職場に現れては荒らし脅してクビにさせ、金をせびるクズ息子 職を転々とするも嗅ぎつけて…ということを繰り返す素行の悪…

大晦日に観たかった伊藤雄之助主演、大晦日から始まる長屋のネオレアリズモ落語風。 この一文そのままの極貧なのにブリキ職…

「どうしてこう親の言うこと聞かねぇんだろうなぁ」 「だって嘘つくのやだもん！先生だって、悪いことだって言ったよ？」 「…

小津の魔法使い③ 実家の祖父が亡くなった時を思い出した。 今でも不思議な話だけど病に臥せっていた祖父が急に立ち上が…

松竹の小津安二郎監督が、新東宝での「宗方姉妹」(1950)、大映での「浮草」(1959)に続き、他社である東宝(製作は…

【津軽平野でディズニーやってみた】 吉永小百合がディズニープリンセスの如きアクビ…って思ってたら相手役も白馬で登場、…

石坂洋次郎原作で牧歌的映画の傑作だった新東宝、中川信夫監督「思春の泉」の配役が、宇津井健、左幸子、岸輝子、高橋豊子のピ…

資本主義の終わりより、世界の終わりを想像する方がたやすい(byフレドリック・ジェイムソン→マーク・フィッシャー)という…

千葉泰樹の割と後期の作品。彼の映画は多分『女の闘い』しか観たことがないので、その演出に一貫性があるかどうかはわからない…

★万年平社員の目白三平が、少ないお給金の中で楽しみを見つけ、家族と暮らす。 ◯段々目白三平が気の毒になってくる、、妻…

　気に入らぬ風もあろうに柳智衆 　細君はとみに口うるさくなったし、長男は父親の敗因分析で理屈づいて取っつきにくい、そ…

桜映画の繋がりで引き受けたという大阪母親プロダクションという独立プロの仕事であるとはいえ、雨を降らせたり、撮影の質感含…

物語の始まりは明治中頃。広島県の山間部のお屋敷で女中奉公していた主人公が郵便配達員の若者に見初められ結婚する。夫婦2人…

山本薩夫監督が、明治時代から昭和（第二次世界大戦直後）までの長期にわたる激動の時代を、農村を舞台にして描いた人間ドラマ…

【ぼくは正しい犯罪者になるべきだった】 大島渚のデビュー作。この頃からペシミスティックで不条理なムードが強く押し出さ…

大島渚の長編デビュー作ともいわれている作品です。 靴磨きで病気がちの母、知的障害児の妹と3人で暮らす中学3年生の少…

1958年 松竹大船 カラー 98分 シネマスコープ ＊ホワイトノイズあり 姨捨伝説は、能の演目にもなっているように…

今村昌平監督作品は、以前に観賞済み。こちらの方が地味だけど終盤の楢山参りのシーンは、圧倒的に良かったです。全体的には私…

自動車修理工場を営む森繁(＆家族親類)が税務署役人相手にあれこれする長屋系コメディ。 役人相手に森繁が長い演説(?)…

税金をめぐるドタバタ喜劇 納税をアレコレ理由をつけて回避しようとする森繁久弥一家(妻に望月優子、娘に野添ひとみ) そ…

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。 杉村春子の存在感が凄い新藤兼人監督の未ソフト化作品。 この作品、現在シネマヴェーラ渋…

新藤兼人の舞台劇「女の声」を新藤兼人自身が脚色、監督した。尾道の飲食店に、家族が勢ぞろい。店の主人の姉（田中絹代）が3…

🔸Film Diary🔸 ▪️本年鑑賞数 :2022-549 再鑑賞 ▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※ …

東映映画会社のタイトル画像からして何か芸術祭とか賞狙いの感じがひしひしと伝わる作品である。霞ヶ浦の帆船がたくさん出てき…

旧作邦画の監督でも、とても気になってる鈴木英夫の作品でしたので、鑑賞しました。 クライム物とかフィルム・ノワールに定…

鈴木英夫監督③ 正直ミルクマン斎藤さんのトークショーとセットでなければ観なかったと思う作品だったが観てみると面白かっ…

なんといっても海辺のシーンの時間感覚にビビる。この時点でネオレアリズモの作品などを木村が見ていたのかどうかもわからない…

☑️『うなぎとり』及び『からゆきさん』▶️▶️ いわゆる一般の商業映画二本立てではなく、児童映画としての、別枠…

☑️『抱かれた花嫁』(3.1p)及び『逆光線』(3.2p)▶️▶️ 映画は本来風俗の写し鏡なのに、そしてそう…

浅草の老舗寿司屋の女将と獣医との恋愛中の娘や家業を継ぐ気のない息子たちの姿を時にはユーモラスに描いた、番匠義彰監督の恋…

狭い人間関係間のお話。原作は切り刻まれた素材だが、志賀直哉の短編のドライな書きっぷりと、渋谷実の作風は近いものがある。…

回送車、昔は廻送車、煙吐く工場を背景に庶民の話。 「素敵ね恋愛結婚って！私断然応援してよ！」戦前の懐かしき台詞回しだな…

【センチメントの季節🍂】 もう今は木下恵介なんて古臭すぎて若いシネフィルは全く観ないんだろうが、こういう慎ましくも哀…

下町で魚屋を営む昭和の一家の話。 子供が五人いるこの家族の上から二番目である高校生の長男を中心に物語は進む。 彼には…

まったく知らなかったことばかりで戦後の日本史をわかっていない自分が恥ずかしくなった。それと同時に、今に続く怒りの系譜を…

BC戦犯として、壁あつき部屋... 監獄の中にいる元日本兵たち。 彼らが、何故この部屋にいるのか。 小林正樹監督。…

愛情のよろこびとかなしみを複雑な現代の中に描いたメロドラマ。映画の宣伝文句だが、なるほどうまい表現だ。 この映画、リズ…

樋口一葉×美空ひばり×五所平之助という異色の組み合わせに期待していたけれど、あまり面白くなかった。演出や俳優云々ではな…

以前、ジャック&ベティで観た時はﾎﾞﾛﾎﾞﾛのフィルムで見辛いものだったが、さすがは国立映画アーカイブ、状態は良好で文…

ロケがいつも素晴らしく、ロケになると呼吸が変わるような気持ちになる。清水宏の映画を観ると台湾の侯孝賢が撮った『冬冬の夏…

1955年昭和30年の作品 士族の子供、次郎は幼少の頃病弱で女中のオハマに育てられた。大きくなり小学校に上がる頃、オハ…

逆サバをこなすジジババ怪優たちですが、年相応っぽい役所も味わいある。笠智衆サラリーマンもの。国鉄の社内報校正課に勤めて…

★平凡なサラリーマン・目白三平の生活。 ◯笠智衆が若い！ ◯ノリスケみたいな奴笑った ◯雨漏りってレベルじゃない…