ドゥルーズの「シネマ」で展開される概念「情動イメージ」に応答すべく、無数の映像作品の引用とともに映画史を問い直す試み。
細分化された映像を用いたアナロジーは、映画を評論する上で、なによりも相応しいように思う。
ゾーイ・カザンの父親で脚本家のニコラス・カザンの監督デビュー作となる官能サスペンス映画。『ポンヌフの恋人』などレオス・…
>>続きを読む恋人であるシンに不信感を抱いたカズは、元恋人タカシのもとへ。しかし、彼に家庭があることが分かり、カズは居場所がなくなる。照れず、脇目も振らず、ただひたすらに“愛”を描く。
ある程度の期間、付きあったカップルが、どちらかの浮気で終焉を迎える話は、ゲイ界隈で吐いて捨てるほどよく聞く。 そんなカ…
>>続きを読む春に程近い季節。静まり返る校舎。巣⽴ちを惜しみ、希望に満ちた答辞が体育館に響く。卒業式。涙ぐむ璃⼦は親友の優⾹に声を掛けられ、その涙を忘れて笑う。 偶然⼿に⼊れたインスタントカメラ。限られ…
>>続きを読む【光州事件さながら!Netflixで観られるセネガル大統領選】 FIFAワールドカップ2018ロシア、6/25(月)0…
>>続きを読むファラ、ベリサ、アルマの3人は、自分たちが変えたいと願っている人生に閉じ込められていることに気づく。そんな3人の前に、謎の男・イーカロが現れ、彼らの人生にとって最も重要な春が訪れる。
全体的に日本語字幕(翻訳)が不自然で酷すぎ
「春香傳」の撮影中の脚本家を主人公に、スタッフたちが、女優の交代、資金難等の製作トラブルを乗り越えていく。
トークメモ セリフと字幕それぞれ日本語。製作背景、40年につくって41年公開。植民地朝鮮でつくられており、デリケートな…
>>続きを読む破天荒で陽気でいい加減。でも時々弱気になる。周りは振り回されて困るけど憎めない。山崎努が演じる父親は、まるで現代版の寅さんだ。 2パターンのラストが撮影されていたそうだが、鑑賞後に別の結…
>>続きを読むベルリンの都市開発を研究する歴史家ウンディーネ。彼女はアレクサンダー広場に隣接する小さなアパートで暮らし、博物館でガイドとして働いている。恋人のヨハネスが別の女性に心移りし、悲嘆にくれてい…
>>続きを読む映画史上で初めて性愛を描き、女性が全裸で泳ぐ場面が議論を巻き起こしたチェコの問題作。撮影はデュヴィヴィエ監督がチェコで…
>>続きを読むポルトガルの片田舎で、その地域の住民らしき民衆が、中世の脚本によるキリスト受難劇を屋外で上映するのをフィルムに収めた、…
>>続きを読む日本映画専門チャンネルの【蔵出し名画座】で録画視聴しました。昭和37年(1962)の松竹映画で主演は鰐淵晴子、監督・脚…
>>続きを読む「ほろよひ人生」以来東宝のお家芸レヴューを前面に出したバックステージ物を、俳優復帰したばかりの池部良を新聞記者に、名門…
>>続きを読む物語の舞台はかつてのキプロスの田舎。そこではギリシャ教正教の伝統と、放浪する劇団の価値観とが衝突していた。2000年にコスティス・コロタスが発表した「未完の小説」にインスパイアされ、版画を…
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