ダニエル・ユイレが出演・監督する映画 33作品

ダニエル・ユイレが出演・監督する最新映画や過去の作品一覧をチェックすることができます。階級関係 -カフカ「アメリカ」より-や、アンナ・マグダレーナ・バッハの日記、労働者たち、農民たちなどに出演。
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おすすめの感想・評価

ストローブ=ユイレ名義の終焉。ロワール川に浮かぶ小島に生まれたジャン=ブリカールの記憶がつらつらと(いつもの異様な発話…

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前半、観るドローンみたいでCM van Hausswolff『Squared』を想起させるような体験だなとか考えていた…

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おすすめの感想・評価

ストローブ=ユイレの初DV作品だが、2005年10月27日にアフリカ系移民の若者が警察に追われて感電死した事件を経て、…

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ストローブ=ユイレの初めてのデジタル撮影による短編。12分。イタリア放送教会(RAI)が委嘱した。「2005年パリ郊外…

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おすすめの感想・評価

久しぶりに訳が分からなかった。 全部で五幕構成になっていて、山や森などの自然を背景に、神と思われる二人の対話が描かれ…

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死すべき哀れな存在、またそれ故の貴重さ、及び運命に就いて。 ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ。 原作はチェ…

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ルーヴル美術館訪問

製作国:

上映時間:

48分

ジャンル:

3.8

あらすじ

映画『セザンヌ』に続き、ジョアシャン・ガスケの創作的回想録「セザンヌ」のガスケとの対話の一部を参照しつつ、セザンヌが見たであろうルーヴル美術館所蔵の美術作品を注視する。対話の形で語られるセ…

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おすすめの感想・評価

「ルーヴル美術館訪問」 冒頭、ルネサス前派。パリの郊外の描写、頭部がない彫刻、大理石、殉教者、勝利の女神の翼、ミサ典…

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ひたすら絵画の全景と断片を見せられるが、一点フレームを除外した作品は何だったんだろう。「絵画は映画、写真によって殺され…

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おすすめの感想・評価

「労働者たち、農民たち」を超え、更に個人というものが浮き彫りになっているように思う。憲兵/労働者農民の構造で、辛うじて…

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やっぱりこういうフィックスであまり動きのない人物を撮るような作品は1時間くらいが妥当。 あと前作同様山中の映像が多か…

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おすすめの感想・評価

『シチリア!』からの抜粋のため、これ単体で見ても煙に巻かれるだろうが、『シチリア!』のメイキングと併せてこの短編を見る…

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鑑賞記録。 ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ。 夫妻の作品『シチリア!』より、研ぎ師が心を入れ替えるシー…

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おすすめの感想・評価

ダニエル・ユイレ監督 ジャン=マリー・ストローブ監督 『放浪者/浮浪者』(2001) 放浪・浮浪としての静止ー 空…

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鑑賞記録。 ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ。 夫妻の作品『シチリア!』より、母が見知った“母”から別の…

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おすすめの感想・評価

ペドロ・コスタが「あなたの微笑はどこに隠れたの?」から抜粋した6つの小品集。バガテルとは小品の意味。しかし中身は「あな…

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題名から勝手にベートーヴェンを想像していたら流れて来たのはウェーベルン、まさかこちらだったとは。ペドロ・コスタによる『…

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あなたの微笑みはどこに隠れたの?

製作国:

上映時間:

104分

ジャンル:

4.1

あらすじ

ジャン=マリー・ストローブとダニエル・ユイレが、北フランスのル・フレノワ国立現代アート・スタジオで行った『シチリア!』の編集作業のワークショップを、6 週間にわたって撮影したペドロ・コスタ…

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ペドロ・コスタ監督作品…6作品目       × ストローブ=ユイレ                 …

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ジャン=マリー・ストローブとダニエレ・ユイレ夫妻の『シチリア!』の編集室での編集作業の様子を捉えたペドロ・コスタ監督作…

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おすすめの感想・評価

大学時代に見て以来の再見。やはりストローブ=ユイレの演出の一つの到達点でないかと思う。イタリア終戦直後の冬での農民vs…

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ストローブ=ユイレによるエーリオ・ヴィットリーニの小説「メッシーナの女たち」の第44章から第47章までの映画化。トップ…

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紀伊國屋レーベルDVD『シチリア!』コレクターズ・エディションのディスク2の特典映画より鑑賞。 1998年、『シチリ…

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シチリア!

製作国:

上映時間:

66分

ジャンル:

3.9

あらすじ

シチリア出身の作家であるエリオ・ヴィットリ―ニの代表作『シチリアでの会話』を、ストローブ=ユイレが映像化した作品。ベートーベンの「弦楽四重奏曲第 15 番 作品132」をバックに、小説の一…

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ストローブ=ユイレ監督作品…満を持しての初鑑賞 《私は、あの冬、漠とした怒りの虜になった…》 とても印象的な一…

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シチリア出身の作家ヴィットリーニの長編小説『シチリアでの会話』の一部分を、序曲と6つの章に再構成したという ストローブ…

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今日から明日へ

製作国:

上映時間:

62分
3.9

あらすじ

12音技法によるシェーンベルク唯一の時事オペラを、ミヒャエル・ギーレン指揮、フランクフルト交響楽団の演奏により映画化。リブレットはシェーンベルク夫人による。倦怠期のブルジョワ夫婦のすれ違い…

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12音技法によるシェーンベルク唯一の時事オペラを、ミヒャエル・ギーレン指揮、フランクフルト交響楽団の演奏により映画化し…

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「今日から明日へ」 冒頭、ブルジョワ夫婦のすれ違い。滑稽な室内劇、現代的な流行、教訓、指揮、演奏、フランクフルト放送…

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12月のアテネフランセのトークで持田睦さんが「カトリックの教会はたくさん映っているが、プロテスタントの建築物が実は全く…

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「ロートリンゲン!」 冒頭、観光地周辺の近代的なロケーション。様々な国旗を捉えるカメラ、観光客の姿、川の上のボート、…

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アンティゴネ~ソポクレスの《アンティゴネ》のヘルダーリン訳のブレヒトによる改訂版1948年

製作国:

上映時間:

100分

ジャンル:

4.1

おすすめの感想・評価

あらゆる言語への翻訳を重ねられた古典を映画へ翻案するという何重にも屈折した作業が、オイディプスとイオカステーの近親相姦…

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国家の正義と個人の正義、狭量故のその衝突。 ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ。 原作はソポクレスによるギリ…

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「セザンヌ」 冒頭、大自然の郊外の描写。横移動するカメラ、遥か向こうの家々を撮影。芸術万歳、、モノクロ写真、色彩、物…

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【映画的構造化から構造化の画家ポール・セザンヌを捉える】 「モネは1つの目にすぎない、だがなんと素晴らしい目であること…

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おすすめの感想・評価

自然主義はいつでも好き。しかも本作は物質的な自然を直接に愛撫して、思いを痛快に頌するの形式はまた私が自然主義にの印象を…

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ストローブ=ユイレによるフリードリヒ・ヘルダーリンの戯曲「エンペドグレスの死」の第3稿の映画化。山上の敷地で二人の対話…

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ボキャブラリーの宝庫すぎて言葉に付いていくのが精一杯だし、おそらく計1時間くらい潔いくらいに寝たからほとんど理解も何も…

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ストローブ=ユイレの作品ではこういうギリシャ悲劇的作品がやはり一番様になっているように思う。 最早お馴染みとなった、…

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隣の人が頻繁に座り直していて、古い椅子なのでガタガタ動き迷惑だった。あぐらをかき始めた時はキレそうになった。一生公共の…

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アメリカ移民の実像。 ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ。 フランツ・カフカの未完の長編を映画化した作品であ…

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「アン・ラシャシン」 冒頭、モノクロームの家の中のとある家族。1人の少年が学校に対して愚痴る。地味でメガネをかけた少…

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ダニエル・ユイレ監督 ジャン=マリー・ストローブ監督 『アン・ラシャシャン』(1982) 教育に反旗を翻す少年よー …

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冒頭のロータリー交差点を周回する車から見える景色で車やバイクが次々と入れ替わっていく様からもわかるように、ストローブ=…

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「早すぎた、遅すぎた」 1982年製作のストローブ=ユイレ監督作品である。 本作はパリの広場をぐるぐると回るシーン…

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神の人形から自我を持ち、死を運命付けられた人へ。 併せ、神による搾取。 ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ。…

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撮影のスタイルが固まった感のあるストローブ=ユイレの長編。 相変わらず前半の戯曲の内容は話半分程度にしかわからないし…

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せ、せ、せめて…字幕を「英語」にして〜(笑) 芝生の上に座っている数人の男女… 「動き」がなくて、 一人一人、何かを…

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ステファヌ・マラルメの革命的な詩「賽のひと振りは決して偶然を廃棄しないであろう」を、1871年のパリ・コミューンの闘士…

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詩人フランコ・フォルティーニのテキスト朗読については内容が驚くほど頭に入ってこないのだが、やはりここでも異様に長い1カ…

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結構好き。今、観れてよかったとも思う。 美しくのびのびとした山々と並行し、本を朗読するおじさんという表面的にはただそれ…

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(記憶のためのノート) フランコ・フォルティーニ、イタリアの詩人、ユダヤ系の左翼知識人。 かれの力強い政治的エッセー…

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思想とイメージとの乖離。 ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ。 旧約聖書の出エジプト記に題材に採った、アーノ…

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「モーゼとアロン」 冒頭、男性の後頭部のショット。合唱、神、蛇、杖、指導者、大勢の女性、下僕、屈服、回転するカメラ、…

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アーノルト・シェーンベルクの《映画の一場面のための伴奏音楽》入門

製作国:

上映時間:

15分
3.5

あらすじ

1923年に作曲家シェーンベルクが、友人の画家カンディンスキーの反ユダヤ主義的発言に対して書いた激烈な絶縁状の朗読に、シェーンベルクが架空の映画音楽として作曲した曲が重なる。1935年のブ…

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「アーノルト・シェーンベルクの《映画の一場面のための伴奏音楽》入門」 冒頭、大きな顔の銅像の口から水が流れる泉。高い…

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ジャン=マリー・ストローブ/ダニエル・ユイレ「アーノルト・シェーンベルクの《映画の一場面のための伴奏音楽》入門」197…

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【徹底討論!🎙西欧の欺瞞】 古代ローマ帝国及び西欧至上主義を徹底的に叩くストローブ=ユイレによる「政治討論」モノ。映…

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自動車というパノラマ装置、動くフレームインフレームが画面へ絶えず不規則変化を導入し、主題である古代ローマの政界とは明ら…

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おすすめの感想・評価

古代ローマが舞台の戯曲をフランス語でやるってのがそもそも嘘っぱちなんだからいっそのこと突き抜けてやるとでも言わんばかり…

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初めてストローブ=ユイレで楽しめた 政治意識を読み取れるほどの歴史的な知識は持ち合わせていないが(この監督の作品を観る…

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花婿、女優、そしてヒモ

製作国:

上映時間:

23分
3.7

あらすじ

オーストリアの劇作家フェルディナント・ブルックナーの三幕戯曲「青春の病」を約10分に圧縮したミュンヘンでのストローブ演出の舞台上演の映像に続き、その出演女優の結婚式とその後の顛末が描かれる。

おすすめの感想・評価

 『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』の次作にあたる短編作品。ユイレは共同製作及び共同編集を務めている。明確な三部構…

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ジャン=マリー・ストローブ監督 ダニエル・ユイレ監督 『花婿、女優、そしてヒモ』(1968) 映像の形式のショーケー…

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おすすめの感想・評価

「マタイ受難曲」が隅から隅まで全神経に響く きっと生涯愛する楽曲 「ケーテン公葬送音楽-BWV244a」も 素晴らしい…

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バッハの名曲群に酔い痴れるひと時。 ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ。 タイトルから想像出来る通り、音楽の…

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無自覚で「普通の」犯罪者達。 ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ。 何とも複雑で多様なテーマを含んだ作品であ…

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乱暴な脚色に唖然!! 西ドイツ文学史上最高作家ハインリヒ・ベル(のちにノーベル文学賞受賞)のかなり凄い長編群像小説『九…

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無自覚な階級意識と無分別。 ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ。 彼と彼女のデビュー作となる。 戦後西ドイツ…

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ふつう。やや弱い。 ◆製作の背景◆ ナチスへの反感を抱きつつも全体主義体制下で六年間にわたって従軍させられ、戦後は…

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