加藤剛が出演・監督する映画 47作品

榛村大和は「共感」してほしい……のだろうか？ ラストのシーンがあまりにも衝撃的かつ筧井雅也の推理のはるか上にあるであろ…

花びらが舞っているのかと思えばさにあらず。 「でも雅也くん、僕が言うのもおかしな話だけど、ホントに気をつけてくれよ。…

綾瀬はるかの佇まい、美しさ 映画監督を目指し日々もがき続ける主人公 バイト先のシアターで古き映画の中のお姫様に惚れる…

モノクロのヒロインと現実世界の青年。 出会うことなどあり得ない二人が出会ってしまったら…⁉︎ モノクロのヒロインを…

私がタイトルの絶妙さに感心した小説は司馬遼太郎『坂の上の雲』。 明治人の気概と洋々たる前途を感じさせて実に秀逸です。 …

おそらく尺の関係で描けなかったり表現できなかったであろう部分や、それぞれのエピソードの余韻があっさりしてしまうのはもっ…

なんといっても渡辺謙の、常に太陽と睨めっこしているような渋い顔と日本人離れした体格が醸し出す存在感が抜群。高度成長期の…

山崎豊子による3篇(アフリカ篇、御巣鷹山篇、会長室篇)からなる長編小説の映画化作品。若松節朗監督、渡辺謙主演。 第33…

　豪雪・貧困・多病という『三悪』に立ち向かう深沢晟雄と沢内村民の話です。憲法25条の内容、深沢晟雄と言う人物、知りませ…

内容などについては、公式サイトをご覧くださればいいと思うのですが、簡単に言うと、ある出版社の派遣社員がひょんな事から雑…

　友人の紹介で、妻と同日に、違う回を交代で見てきた。レビューを書こうと思ったら、ミクシィレビューがない！これは政治的問…

僕はひとりじゃない。 再鑑賞。5回目くらい。 Mark!している作品の3分の1くらいはまともにレビューを書いてないの…

　順風満帆な高校生活を送っていた健太はバイクの事故で半身不随になってしまいました。車いすで色々な困難がある中で、バスケ…

伊能忠敬の晩年を描いた伝記映画とのこと。 千葉・佐倉の商人だった伊能忠敬だが、天文や暦学が好きな事から隠居後に幕府の…

時代劇専門チャンネル放送分を 録画して鑑賞。 伊能忠敬のアイデンティティ。 農家の子が勉強して 良いとこの婿になり…

2000年　日本 監督　神山征二郎 緒形直人、岩崎ひろみ、古田新太 少し前に旅行で郡上八幡を訪れました。 水とおどり…

郡上踊り、盆踊り好きの仲間たちと、歌の背景を知りたくて鑑賞。いやー見応えあった！ 岐阜県や地元の農協などなどの協賛、地…

古城に入っていくキャメラがピアノを弾いている鷲尾いさ子に近づいて映画が始まり、風間トオル（滝廉太郎）に託された「憾」を…

城,上級生授業受講,牛鍋,後ろ客歌,喧嘩,浴衣婦人デッサン,仲間飲み会,温泉旅館,オルガン,馬車,路面雑貨屋,花束,入…

唐沢寿明主演の『杉原千畝』を以前鑑賞し、さらに知りたくなって、こちらも鑑賞。 原作は、奥様である杉原幸子さん。 ビ…

東洋のシンドラー杉原千畝の物語。 なんと『シンドラーのリスト』より早い！　そのことにスコア0.5プラス。 見た記憶があ…

「千利休 本覺坊遺文」は1989年の107分の作品。京都の大徳寺は利休の死の原因と関係する金毛閣（外観の鑑賞のみ可能）…

千利休の生き様を弟子の本覚坊の視点で描いた歴史偉人ドラマ。 原作は井上靖の小説「本覺坊遺文」。 奥田瑛二が主演、萬屋錦…

この映画昔に観たんですが ドラマ版は確か八千草薫がやってた記憶があります。 犬ものはかわいそうで観れないんですが…犬…

2023年 鑑賞 23-222-46 BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて 中野孝次先生の柴犬の愛犬ハラスとの日々を描…

幼少期の多くの時期を里子として過ごした少年のヒューマンドラマ。　 原作は下村湖人の小説。 伊勢将人と樋口剛嗣が主演、加…

乳母の家に里子に出されていた為に生家に帰っても肉親になじめぬ少年が母の死、生家の没落等の出来事を経て愛と理性に目ざめつ…

木下惠介監督の「家族」と「平和」に対する想いが詰まった素晴らしい映画だった。 最後まで観てわかった。 木下惠介監督は、…

植木等が素晴らしい。主役は完全にこのおじいちゃんである。 非常に厚かましいが、人なつっこく懐に飛び込む魅力的な人で、こ…

曼荼羅＋遷都＋舞楽＋遣唐使船＋梵字＋灌頂＋光明真言＋声明◎ 幼名「眞魚」という少年が「弘法大師空海」となり入滅す…

久しぶりに長い休暇をいただいたので、旅に出ました。広島・京都・奈良を巡る詰込み旅。でも、何処に行っても必ず名前が出てく…

【愛憎🔪】 松本清張原作の映画化で、制作が野村芳太郎。脚本は加藤泰。監督は加藤の助監督経験のある三村晴彦の第一回作品…

原作は松本清張さんの短編小説です 小説は未読です 主題歌は石川さゆりさん・・・・・・ではなかった まだ戦時中の昭和1…

　昨日は２０２４年８月９日。「ナガサキ」の日でした。選んだ一本は、原爆救護活動医師・永井隆に焦点を当てた「この子を残し…

No.4181 巨匠・木下恵介、監督晩年の作品。 長崎原爆投下と、自身も病身でありながら、懸命に被災者の診察に当た…

【1980年キネマ旬報日本映画ベストテン　第6位】 斎藤茂男「ルポルタージュ父よ母よ!」を原作に、若者の非行に迫った木…

備忘録

「いぱらの道はおぶって通る、冥土で待てよ。 　・・・ 　山澤、僕はこの鐘を撞くまいと思う。どうだ」 「うん、撞…

篠田正浩監督作品…初鑑賞…。 　 泉鏡花 × 坂東玉三郎 冒頭の端折り、若干の原作との違いはありますが…鏡花の…

加藤剛さんがお亡くなりになったと聞いたとき1番最初に思い出した映画がこれでした。しかし残念なことに一部の権利者がソフト…

鬼才・篠田正浩監督によるカルト超大作。ある目的で日照り続きの村にやってきた学者の山澤。竜神が封じ込められているという伝…

夕飯後に友人とつい散歩に出かけただけで殺されてしまった息子 理不尽な犯罪被害にあっても法的な庇護を何一つ受けることが…

【1979年キネマ旬報日本映画ベストテン　第5位】 1978年に『中央公論』で連載された長編ノンフィクション「衝動殺人…

盗賊と火付盗賊改の役人の生き様を描いた時代劇。 監督は五社英雄、原作は池波正太郎原作の時代小説。　 仲代達矢が主演、岩…

存在だけは知っていた五社英雄監督の映画版『雲霧仁左衛門』を観ました。 原作はあの池波正太郎（「鬼平犯科帳」「仕掛人／藤…

砂の器を鑑賞 蒲田にある国鉄の操車場で殺人事件が発生。身元がわからず捜査は難航。地道な聞き込みにより被害者と呑んでい…

1件の身元不明の殺人事件の捜査を軸に描くサスペンスフルで重厚な人間ドラマであり、松本清張による原作小説を映画化した非常…

【♂と♀】 ７０年代に入り、松竹や東宝に移籍してから加藤泰作品はどんどん長尺化が進む。『人生劇場』然り『花と龍』然り…

まず、私は加藤泰が好きだ。 本作も一見して彼の作品とわかる長回し、ローアングル、クローズアップを存分に堪能出来るものと…

芥川賞を受賞した三浦哲郎の私小説「忍ぶ川」を社会派と呼ばれた熊井啓が映画化した格調高い純愛映画。 撮影は黒田清巳。 美…

加藤剛さんの大学生哲朗は、設定が一度中退した大学にもう一度入り直した大学生という設定でも年齢的に無理があるかなと見始め…

裏柳生の陰謀にはめられた元公儀介錯人の父子による刺客請負旅を描いた時代劇。 シリーズ全六作の第三弾。　 三隅研次が監督…

映画版「子連れ狼」シリーズの３作目。これも監督は三隅研次。 前作の『三途の川の乳母車』がひたすらバサバサ斬りまくる映画…

第二部は満州国建国から日中戦争に至るまで 冒頭に第一部解説があり、タイトルまでに昭和7年(1932)から10年(193…

第二部は、昭和七年、満州国建国から始まる。ただ、この政治的な動きは本作には直接登場しないので、久しぶりに『ラストエンペ…