千石規子が出演・監督する映画 119作品 - 2ページ目

「からみ合い」 冒頭、街を散歩する一人の品ある女。社長の秘書、癌、遺言、遺産相続、余命三ヶ月、秘書課長と顧問弁護士、…

1962年製作公開。原作南条範夫。脚色稲垣公一。監督小林正樹。 芳村真理。わたしがリアルタイムで観ていたのは「夜のヒ…

川島雄三監督らしい『幕末太陽傳』のようにイキイキとした人間描写。そして『州崎パラダイス赤信号』を思わせる橋を挟んだ物語…

川島雄三特集@シネヌーヴォ 大好きな監督なのに、この特集にようやく2回目。まだ観てなかったこの作品、いやあ〜面白かっ…

《近代マラソンはスピードレースなんだ！》 〝耐久力プラススピード。これを忘れちゃあいかん。その点田沼（加山雄三）は、最…

ほほ俺は ほほ若大将 ♪ さみしがりやだけ～ど♪ 何をやっても 誰にも負けぬ♪ この回の澄ちゃん👧めっちゃ可愛い！❤…

菅野優香『クィア・シネマ 世界と時間に別の仕方で存在するために』（フィルムアート社）で本作の浪花千栄子演ずる梅毒患者…

【原知佐子が魅力を発揮した佳作】 野暮用で上京したら神保町シアターで田中絹代特集をやっていた。田中が女優であるばかり…

高度成長期を控えた昭和　タイアップの走り　であろうか、 浜松観光事業　の　バックアップを受けた　風俗も含めた御当地紹介…

◎浜松名物盛りだくさんな駅前喜劇第三弾 1961年 88分 カラー 東京映画製作 東宝配給 スタンダード ＊画質、音…

これは、隠れた傑作ではないか！ 小学校で映画鑑賞会でもやるなら、これがいいだろう。もしかして、名作『穢れなき悪戯』の…

『ファンファン大佐の隠し財産』ファイナル ついについにファイナル✨ まー勝手に自分で決めたファイナルなんですけど、…

控え目に言っても淡島千景は相当贔屓にしてるつもりだが、出演作が僅かに当方嗜好と齟齬あり特集やってても片っ端から観る事は…

主演に森繁久彌、助演に淡島千景、乙羽信子、淡路恵子らが出演する人間ドラマ、カラー作品 【あらすじ】 森繁久彌(通称珍…

「女が階段を上る時」（1960年）は成瀬巳喜男監督、高峰秀子主演のドラマ映画。銀座のバーで働く未亡人・圭子が、亡き夫へ…

正月三日の露払いに。 菊島隆三の第一回プロデュース作は成瀬版「赤線地帯」のような重量ある「夜の女たち」の物語だった。 …

「商売で嘘じゃない言葉は「こんにちは」と「さようなら」だけ」とうそぶく詐欺まがい行商人ポッセの物語。 貧乏百姓の出で…

化繊を純毛と偽って田舎者に売りまくる行商人たちのバイタリティーに溢れるドラマ、こう書くといかにも60年代後半の松竹でや…

『こだまは呼んでいる』(3.3p)及び『男ありき』(3.4p)『赤線基地』(3.4p) 　黒澤明と同年輩で、東宝入社…

日本映画専門チャンネルの【蔵出し名画座】で放送されたのですが、本多猪四郎監督、池部良と雪村いづみの共演という以外まった…

『花と龍』によく出てくる女侠客島村ギンを主役にして製作された映画で、彼女が九州の鉄道事業を支援して全盛期を築くもその後…

大きくなったら狸御殿評論家になろうと思うくらい私は狸御殿モノが大好きである。本作は、それまでは大映版が殆どで松竹版が１…

美空ひばりの狸御殿は、新東宝「歌まつり満月歌合戦」、松竹「七変化狸御殿」そして東宝系宝塚の本作とあり、ひばりは、姫様と…

◎名女優競演 滅び行く島原 売春街の本質と虚飾 1957年 宝塚映画 東宝配給 カラー 113分 スタンダード ＊コ…

戦後三年経った京都の遊郭が舞台。 町の名前が太夫町、300年続く歴史的な遊郭で劇中では建物が国宝に指定されたりします。…

昨年に引き続き今年も「優秀映画祭」がありました。 今年は大女優の名作が上映。 Lプログラム。1作目。 原作: 川端康成…

1972年に何かの伴映で観た。高校二年生だった。おそらく何が映っているのか全く分かっていなかったと思う。 46年ぶり…

「警視庁物語」シリーズ6作目。スリが絡む殺人事件。 このシリーズは、決して少数の大スター演じる刑事が派手に活躍する物…

「警視庁物語」第六作観る 丸の内線駅近くで死体発見。 現場そばから女性用手帳とイ ヤリングが見つかりそこを手 掛かり…

◎林芙美子の先駆者としての自然主義文学と成瀬 これは傑作だ。 自然主義文学者の一人として数えられる徳田秋声が大正4…

🔸Film Diary🔸 ▪️本年鑑賞数 :2022-506 再鑑賞 ▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※ …

人間はある意味では植物だと某医学博士は言う。栄養分を口から肛門まで一本の管で繋げ完結させ、植物で言えば根から茎の関係の…

この映画が凄いのは、悲惨な結末を観客に容易に予想させた上でその結末を持ってきて、それでも観客に「ひえええ…」と言わせて…

神保町シアターにて鑑賞。（満席） 東宝作品であり、若尾文子（大映）の文字。 冒頭は意味不明の音楽＆踊りから始まる。…

淡島千景、若尾文子の母娘。 若尾ちゃん帰国！からの母娘の過剰な仲良しっぷりから「うわっ…」って感じだったけど、いくつか…

2021/8/7 大阪・法善寺横丁の寄席で前座を務める桂春団治。とにかく酒癖と女癖が悪く、典型的などうしようもない人。…

昭和30年に出版された女子刑務所所長による手記をもとにした作品。1956年作。とある刑務所を舞台に、収監する側とされる…

『女囚と共に』1956（昭和31年）東京映画（東宝子会社） 豪華オールスター女優で描かれる誠実な女囚映画。長尺だが飽…

多羅尾伴内シリーズを順不同で鑑賞しているが、さすがにこれは共演者が地味すぎる。たしかに千恵蔵御大ありきだとしても。うー…

最後、多羅尾が残していく詩が、何だかわからないけど、とってもジーンとくるから凄いアルヨ☺️

失業して金欠夫婦がケチケチ細かい金のハナシであーだこーだ。佐野周二と乙羽信子の掛け合いの巧さに痺れる。こんな状況なのに…

ヴェーラにて。ゴショヘイはこれで三本目なんだが、この人の持ち味って「なんかどっか不穏で妙な感じがぬぐい切れない」ってと…

「警視庁物語」第二作観る 貨物列車に積まれた現金奪う 強盗が発生。血痕と謎の数字 が書かれた封筒に書かれた宛 名から…

1956年公開のシリーズ第2作。その後に確立されるセミドキュメンタリータッチは1作目よりは控えめで、特にキャラが強めの…

2025年208本目 腐れ縁 巨匠・成瀬巳喜男の代表作として知られる名作メロドラマ 戦後の荒廃した日本を舞台に、愛欲の…

1955年東宝。映画は1945年の復員からスタート。回想で仏印での農林省の富岡と助手ゆき子の出会いが語られる。さらに時…

【1955年キネマ旬報日本映画ベストテン　第4位】 巨匠黒澤明監督×三船敏郎主演の人間ドラマ。カンヌ映画祭コンペに出品…

一貫して反戦を訴え続けた黒澤明監督が、原水爆の恐怖を真正面から取り上げた異色のヒューマン・ドラマは、原爆が投下されてか…

戦後、結成された市民オーケストラ楽団員たちの青春物語。 なぜに、辞めると決断している時に限って、こんな風に後ろ髪引か…

永劫に救われることのない世界にいる者が 皆さんの訪れをどんなに楽しみにしていることか 生きている悦びを味あわせてもらえ…

凄かった4K！ 明るくクリア。四隅まですっきり。雨降らず。ブツ切れコマ飛び無し。 そして、何よりも今回のリマスター、よ…

映画史上に燦然と輝く傑作時代劇。 90年代前半、リバイバル上映で観ました。 公開から40年近く経っていたけれど、…

2025年1月26日に実現したロストフィルムだった片岡千恵蔵版『悪魔が来りて笛を吹く』のデジタル修復&復刻上映に参加し…

長年ロストフィルムだった片岡千恵蔵版「悪魔が来りて笛を吹く」が発見されて、東映の技術者による修復で上映できるようになっ…