デルフィーヌ・セイリグが出演・監督する映画 28作品

映画批評月間 フランス映画の現在vol.04 デルフィーヌ・セイリグ生誕90年記念の特集の1作。 フランスで2台目(…

アラン・レネの『去年マリンバードで』をはじめ、トリュフォーやブニュエル, デュラス, アケルマン等、錚々たる監督の作品…

オープニングがめっちゃお洒落🎵小粋な音楽に乗ってスカートとパンプスが行き交う👗(これ実際何人で回してるんだろうw) …

パリのブティック街を舞台にした、シャンタル・アケルマン監督の恋愛ミュージカル・コメディ。 「どんな愛もムダじゃないの…

母から娘に向けた手紙が延々と読まれていく。そこに映るのは街並みや鉄道、バスや車からの景色など誰かがどこまでもどこかに移…

この世の芸術性はここで終わり、スターは常に大衆のものへ。 価値が単なる金になっては、結局、少数が独占するだけ。 202…

シュルレアリスム実験的前衛映画を2時間半も劇場で見るのはもはや苦行以外の何者でもない(笑) けど見てよかった。 特に前…

時空を超越しながら生きる人物オルランドの、悪夢の数珠繋ぎか地獄めぐり…そんな大河的な風刺劇が、現代の工業地域や素のまま…

オッティンガー「ベルリン三部作」のうち本作だけ観れずにいて、このままでは寝覚めが悪いので少し遠出して鑑賞に漕ぎ着けた。…

「バクスター、ヴェラ・バクスター」 冒頭、千年前の大西洋岸の森。領主の戦争や十字軍で夫が遠征し、妻たちは何ヶ月も家で…

無音のタイトル、主人公についての噂話から、主人公の名前が呼ばれた瞬間に音楽が鳴り出して画面が切り替わるっていうすごく映…

『インディア・ソング』のサウンドトラックをまるごと使い、カルカッタのフランス大使館として登場した館の朽ち果てた姿や、周…

「ヴェネツィア時代の彼女の名前」 冒頭、割れた窓の固定ショット。6枚の窓と奥行きのある鏡、扉、廊下。手持ちカメラの流…

これはなかなか衝撃的。ラストが衝撃というより、そこに至るまでの3時間以上が、見たことないような、まさに衝撃的な展開で驚…

とある主婦の3日間。 ほぼ200分間、主人公の生活、というか日常をただただ撮る。 1、2、3日目に分かれてて、日を追う…

案の定デルフィーヌ・セイリグのパワハラぶりが露呈されていたが、これは完全にアケルマンの復讐であったと思う。死後公開とい…

20代の監督に何度も質問や意見を繰り返す40代の役者。シャンタル・アケルマンとデルフィーヌ・セイリグのその姿を見ていた…

殺し屋がターゲットの女に恋をしてしまうが、彼女は誰も愛さない 始まりは7月14日のパリ祭🇫🇷🎉タイプの違う2人の殺し…

監督・脚本がマルグリット・デュラスということで鑑賞。 1937年、インドのカルカッタが舞台…。 フランス大使夫人のア…

■仏作家マルグリット・デュラス氏が監督した映画〜🎬■ 　 　 マルグリット・デュラス氏と言えば、映画『愛人 / ラマン…

ドンシーゲルによるイギリス産スパイサスペンスアクション。 念願のDVDを手にいれました！ずっと前から観たくてたまらな…

ドン・シーゲル特集8作品観終わりました。 後半4作品もそれぞれキラリと光るものがあるんだけど、前半の第十一号監獄の暴動…

途中までは計画が綿密にいっているのに、小さな綻びからだんだんとジャッカルの足がついてしまいます。 警察が有能なのか、…

「彼は一体何者だったのだろうか？」 フレデリック・フォーサイスの同名小説をフレッド・ジンネマン監督が映像化。 196…

家父長制の時代に夫の庇護下にある妻ノラの決断を描いたイプセンの戯曲『人形の家』を、ジョセフ・ロージー監督が映画化した作…

近代演劇の父とされる劇作家イプセン（ノルウエー）の代表作『人形の家』(1879)の映画化。監督は赤狩りでアメリカからイ…

初ブニュエル。これは気に入った。おもしろかったです。 5人のブルジョワフレンチとひとりの駐仏大使がなかなかゴハン食べ…

このなんとも言えない不条理な感じはまさに『皆殺しの天使』、監督はご自身のお気に入りを10年後に再び？ ミランダ共和国…

デルフィーヌ・セイリグお目当てです…ෆ* 画面に散りばめられた赤…美しいエロスと猟奇的な吸血奇譚…。 舞台はベルギ…

映像美で彩られた幻想的な吸血鬼譚。 そして女性たちによるクライムムービー。 ベルギーの港町のホテルに滞在することにし…

「ロバと王女」の原作は読んだ記憶が無いので「鉢かつぎ姫」みたいなものか…？と観始めました。 宝石（か金貨）を産むロバの…

陰気だ 退屈そう 高慢そう 偽善的 どの女性も欠点だらけだ ハゲかもしれん 美しい王女は？ 魔法で消えた…

終わりなき逆説のパラドックス。 パリ郊外からスペインの聖地サンチャゴへと向かう巡礼者たちの冒険譚。“銀河”と呼ばれる…

パリからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへ巡礼するジャンとピエール。旅の途中でキリストや聖母マリア、異教徒た…

アントワーヌ・ドワネルくん、第3章。 20代前半のアントワーヌ。 兵役に志願するも、向いてないとされ除隊を命じられ…

『アントワーヌ・ドワネルの冒険』シリーズ3作目❗️ これは軽快なコメディでとっても面白かった😂 アントワーヌが前作…

【まったく世の中広いゼ！😆】 ひたすらジャン＝ピエール・レオの演じるダメダメで滑稽なアントワーヌくんを愛でる映画。 …

ドワネルシリーズ第3弾。ここまで、観進めると親の気分。ホント、駄目な子。頼むから、もう少しマトモな感覚を覚えてくれ！な…

監督は…兼フォトグラファーのウィリアム・クライン…。シャープよりボケが好き…『アレ・ボケ・ブレ』で有名な彼の作品…好き…

あめりかは とてもいいくに つよいくに はくじんは みんないいひと きよいひと 星条旗、それは正義の証 正義、それ…

ある意味ジャケ詐欺的なレビューを目にしてたけど、やっぱり素敵ジャケに釣られて鑑賞。 ジョセフ･ロージー監督ダーク･ボ…

[ジャクリーヌ・ササールに狂う男たち]　80点 傑作。1967年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。登場人物全員がジャク…

どっち付かずな気持ちに嫌気がさしてくるような会話が続き ふぅと息をつく間もなく不穏な声の歌に拷問すら感じてしまう 昔…

骨董屋を営む未亡人エレーヌ(デルフィーヌ・セイリグ)は、第二次世界大戦のあと別れた昔の恋人アルフォンス(ジャン・ピエー…

「あなたと共に暮らすのは死よりも辛い。二つの棺桶のようだ……」 ロブ=グリエの作と思われる詩句の朗読を背景に舐めるよ…

このうえない現実逃避。 究極のSFであり、ホラー。 同時代のルイス・ブニュエル作品に通ずるものや、またそれ以上に『エ…