高峰秀子が出演・監督する映画 123作品 - 2ページ目

石坂洋次郎の三つの短編を三人の監督が演出した楽しいオムニバス。 今は死語となった？「くちづけ」は1話のタイトルで、他の…

◯戦後10年目のラブコメ競作「盗み見」三題 石坂洋次郎の『霧の中の少女』を原作として、 成瀬巳喜男と東宝初代社長の藤…

【女優たちの競演】 神保町シアターの田中絹代特集で見た一本。久松静児監督作品、1955年。 ここでの田中絹代は娼館…

過去にとらわれる生き方、前を向く生き方の交差するさま ストーリーは 赤線地帯・鳩の街にある「藤村」にて生活する女性た…

1230 2024/150 獅子舞＋立ち売り箱＋方言＋とろろご飯＋日傘＋喫茶店＋笠踊り＋うちわ＋電話＋山車＋改札◎ …

「君はどうして自分の翼をもぎ取ろうとするんだ？」 「やめて…こわいの」 　【「⚠️⚠️が怖いの」】 このシーンの…

配信終了間近だったのもあり、木下惠介監督作品に初チャレンジ。なぜか監督の反省を描いた「はじまりのみち」を見たことがあっ…

1296 2024/216 自転車＋記念撮影＋弁当箱◎ 監督・脚本：木下惠介 原作：壺井栄 音楽：木下忠司 撮…

「あたくしだって青春時代がございました」 これは胸に突き刺さる。 女学生たちの生活、行動を厳しく監視して、自由を許さな…

◎対良妻賢母教育ファシズムの犠牲と学生闘争と 1954年 松竹大船 モノクロ 141分 スタンダード ＊所によりホワ…

1954年の日本映画の豊かさ。テーマ主義に陥ることなくテーマを多層的に描く脚本と、その役柄を掘り下げる俳優たちの巧みさ…

あの厳しい人間の心理を描く小林正樹監督がこんなに優しく温かい家族劇を作っているとは、と思ったら、師事していた木下恵介監…

劇場公開日：1953年（104分） 豊田四郎監督作品 原作：森鴎外 明治末期から大正初期にかけて雑誌“スバル”に…

◎赤門前のシャイロック 渡り鳥になれない籠の鳥 1954年 大映東京 モノクロ 104分 スタンダード ＊僅かにホワ…

女将と小沢栄太郎の策略で手篭めにされそうになっていた乙羽信子は、偶然にもwお隣から火事が起き間一髪助かる 安部徹一味に…

◎五所平之助版ベイビーブローカー&長屋紳士録 1953年 新東宝 モノクロ 108分 スタンダード ベルリン国際映…

名匠・五所平之助監督の戦後の代表作のひとつ。 かつて足立区千住にあった火力発電所の四本の煙突は、見る場所が違うと一本…

家を売りに出し、その離れに住むつもりだったデコちゃん+みなしご2人 しかし手違いで離れが取り壊されてしまい、怒り狂った…

1298 2024/218 ラーメン×コショウ＋お土産寿司＋天丼◎ 監督・脚本：木下惠介 撮影：楠田浩之 助監…

No.3963 日本初のオールカラー映画『カルメン故郷に帰る』の続編。 続編なのにモノクロに戻ってるという(笑)。…

◎戦後7年 アメリカンなルックの丸の内OL物語 「叩けよ、さらば開かれん」 「懇々知己（コンコンチキ）」 東大卒で…

半年間フランスに留学していた高峰秀子の復帰作ということで外国語も達者なキャリアウーマン役、でもそんな彼女の知的さを醸し…

「人間魚雷回天」「連合艦隊」等の松林宗恵 監督作品 河上伸子(丹阿弥谷津子)は紀の國屋物産の入社試験に行く途中の…

本日で2022年の最後のレビューとなります。皆さま本年も誠に有難うございました。 映画の中身云々と言うより自らの過去か…

【私の歩み方👩‍💼】 日本を代表する俳優陣総出演で贈る百花繚乱のダメダメ女日誌とも言うべき映画。ドロドロした人間の卑…

上映時間８７分の小品ながら、 心にしっかりと印象を植え付けてくれる作品です。 この作品で高峰が演じるのは清子。 ４人…

ホームスウィートホームのテーマソングがぴったりの、ふつうの家族の普通の話。けど、こんな普通に幸せな家族も今や珍しいかも…

母は強し、山田五十鈴は凄し 『我が家は楽し』(1951) 初鑑賞。高峰秀子特集 @シネ・ヌーヴォ。16mm　映像：や…

1297 2024/217 チューインガム＋コンパクト＋バイバ～イ◎ 監督・脚本：木下惠介 音楽：木下忠司 主…

国産初の総天然色映画として有名な本作。 東京でストリッパーをしているカルメン（高峰秀子）が、 友人とともに浅間山麓の田…

花だ、スターだ、進軍だ！絢爛豪華スターのパレード！歌と笑と恋と涙流れるメロデー、若さに溢れる青春篇！・・・というような…

　松本清張以前の贈賄者サイドのあれこれ、舟橋聖一による社長に追及の手が伸びる前夜から控訴断念に至るまで。 　そんな渦中…

【午前十時の映画祭】 “お姉さん、古い！古い！” 今回松竹以外の小津2作品をセレクトしたゴゼジュウのセンスはさすが…

におづ（観るの2作品目の小津作品） 観ていて終始不安な気持ちでいた。その理由は、終盤での田中絹代さんの台詞でわかっ…

喜劇調メロドラマなり！大船調っぽいよな、これキャストを見ても筋を見ても「松竹映画です」と紹介しても誰も疑わぬだろう。 …

ミス東京に選ばれてグラビアにも載っている美女高杉早苗は売れない劇作家上原謙と交際していたのだが、お金持ちの山村聰に乗り…

なんだか左翼臭のする映画で好きじゃない笑 日本映画なのに、わざわざ中国人を良く描いて日本人を悪く描かなくたっていいじゃ…

今日から始まった「生誕100年記念映画女優高峰秀子」。たくさん作品を観ている方ですが、まずはまだ観たことなかったこの作…

四姉妹物語を映画化するのは洋の東西を問わない様だ。キャサリン・ヘップバーンの「若草物語」に始まり、大林宣彦「姉妹坂」が…

小津安二郎監督が２つの名作「晩春」と「麦秋」の間に、初めて松竹を離れて新東宝で撮った作品。 原作は大佛次郎の新聞連載小…

小津の其の四十三。 伝統的で古風な姉・節子(田中絹代)と、新しもの好きで自由奔放な妹・満里子(高峰秀子)の仲良し姉妹…

太宰治原作であるが、なかなかコミカルな物語をテンポ良く見せてくれる娯楽作品。 高峰秀子、森雅之が主演。（あの『浮雲』…

終盤の取って付けた展開は余りの定型に噴飯。そこまではコメディからの復讐劇として最高だったのに。結局太宰的な粘着質に落ち…

戯曲『マリウス』が原作とはいえ、邦画にこんな秀作があったなんて～！ 脚本の山本嘉次郎監督によれば、金持ちの呉服問屋 …

結婚について考えさせられるなぁ… 『馬』併映。 ストーリー 船乗りになって西洋に行きたい正吉、そろそろ嫁入りの年にな…

◎デコとシヅ子の和製オペレッタ 志ん生落語盛り 1949年 新東宝 モノクロ 68分 デジタル上映 ＊ホワイトノイズ…

⭐︎昭和のレコード時代に大ヒットした、銀座カンカン娘がテーマ曲の明るいミュージカル調の日本の銀幕映画。 ⭐︎フラットな…

◎情けない色男上原謙主演Jukebox メロドラマ 1948年 新東宝 モノクロ 118分 スタンダード ＊ホワイト…

市川崑監督作品初鑑賞でした。最初は東京篇と大阪篇とに分けて公開されたようですが、現存するフィルムはこちらの総集篇のみだ…

この映画タイトルは、正確には「花ひらく　眞知子より」である。 市川崑第一回監督作品、もクレジットされる。 ピアノ演奏…

何なのこのホラーテイスト。。アトリエとキチガイ病院と何より関さん（上原謙）ただのオバケやん。 この時代の恋愛には恋を…

照子さんの純血と一途さ、そして聖母のような心の広さに頼り切った展開で、なかなか胸くそ映画だった。 婚礼のシーンの二人は…

東京篇、大阪篇の二部の合体映画なんで、きちんと見れればそれなりなのかもしれない。しかし、このころの市川崑の映画に市川流…

新東宝、モノクロ、人間ドラマ、結核もの 出演者 高峰秀子 上原謙、若原雅夫 田中春男、寺島新、宇野重吉 三村秀子、水原…

黒澤明の『羅生門』『生きる』『七人の侍』、溝口健二の『雨月物語』『山椒大夫』『近松物語』、成瀬巳喜男の『めし』など名だ…

最初はコテコテのメロドラマであるが、ハードボイルド的になってゆく。 ツンデレ蘭子を演じる高峰秀子が良い！ まずはあらす…

戦後間もない頃に製作された日本映画。 監督は後に東京オリンピックを撮った市川崑。 内容はベタというか古典というか。 で…