#新東宝に関連する映画 129作品 - 2ページ目

【ゆまちんは頑張っている】 何度もドラマになっている阿部定事件を麻美ゆま主演、愛染恭子監督で映画化。多分これくらいだ…

昭和11年5月。料亭の住み込み女中・阿部定（麻美ゆま）は、情夫である料亭の主人・石田吉蔵（松田信行）の殺害と死体損壊の…

田中絹代監督の長編デビュー作品です。メロドラマなんだけど、すでにクラシックの風格を持つすばらしい作品。 ボクは監督と…

あんまり面白い映画だと思えなかったけれど、それでも非常にセンシティブな映画で引き込まれたところはたくさんあった。 前情…

名匠・五所平之助監督の戦後の代表作のひとつ。 かつて足立区千住にあった火力発電所の四本の煙突は、見る場所が違うと一本…

タイ焼き。みかん。りんご。パン＋変なジャム。……食べ物がことごとくマズそうに見えた　笑。 “大人たちの泥沼”への洗浄…

今は亡き大井武蔵野館😢でウン十年前に観た幻の邦画をまた鑑賞できる時代が来るとは😆 「獣人雪男」「ノストラダムスの大予…

　1958年。日本のチベット(作中表現ママ)、岩手の山奥に、奇怪な因習を持つ集落があった！　10年に一度の忌まわしい儀…

大晦日に観たかった伊藤雄之助主演、大晦日から始まる長屋のネオレアリズモ落語風。 この一文そのままの極貧なのにブリキ職…

「どうしてこう親の言うこと聞かねぇんだろうなぁ」 「だって嘘つくのやだもん！先生だって、悪いことだって言ったよ？」 「…

随分日活っぽい、むしろ石原慎太郎っぽいと思ったが、こう言う若者を「六本木族」と呼んだ様であり、あのネジネジ中尾彬もかつ…

新東宝系列としてはこの手の映画は「小女妻　恐るべき十六才」（同じく星輝美主演）があるが、松竹ヌーヴェルバーグのしょった…

酩酊状態のままでラブホテルの火災に巻き込まれた女性（佐々木ユメカ）が、行きずりの青年（川瀬陽太）と消防士（田中要次）の…

開巻早々から主人公たちは、事あるごとに"して"ばっかりいる。そりゃ成人映画、それも天下の新東宝作品なんだから当たり前で…

バスの中で実弾入り拳銃を盗まれた若き刑事村上がベテラン刑事佐藤とコンビを組み執念で犯人を追跡するクライムサスペンス。黒…

シムノンのファンであったという黒澤は明らかに当時のハードボイルド刑事ものに触発されているが、彼は裏社会/闇市としてファ…

今年は溝口健二を開拓したいなぁと思ってて、遅ればせながらようやく1本目。 井原西鶴の『好色一代女』をもとに、映画と…

溝口作品三作目にして、いよいよ溝口健二の凄さを実感し始めている。もしかすると自分は、小津安二郎や黒澤明よりも溝口健二が…

成瀬巳喜男と田中絹代の観る 昭和26年銀座で働く女給の話 戦後スランプだった成瀬が復活の 兆しを見せたというのをよく…

女手ひとつで息子を育てる雪子は銀座のキャバレーを任されている。 1950年代に生きる【女】の形を成瀬ならではの視点で…

【死とエロスと疎外感と】 女性がバッグにナイフを忍ばせる画。 裸でナイフを持つ画。 それが観られただけで私の中では高評…

昭和の時代にトリップよ☆ 初早稲田松竹！ デビューいたしました♪ ここは私がいつも行く映画館と違ってオンラインで席…

嫌よ嫌よも好きのうち。 溝口の作品の中でも、最下層の女性では無く、元華族の奥様の話なので、評価の別れる作品であるのが…

▪️JPTitle :「雪夫人絵図（1950）」 ORTitle: ※※※ ▪️First Release…

シナリオタイトル「お弁当」。公開タイトルは「熟女・発情　タマしゃぶり」。見事なタイトルだと思う。「たまもの」よりずっと…

「ストラーイク いっぱーつ ストラーイク」 ボウリングの球が… ―――しゃべる！！ ―――噛む！！(笑) そして、…

以前テレビで少年院の様子を映した番組を見たことがある。当然ながら少年たちの顔にはボカシが入っている。一生懸命に作業をす…

「不良少年」 冒頭、銀座を走る一台の護送車。東京地検の一室、東京少年鑑別所、喧嘩と復讐、やくざ的組織、真珠店強盗、学…

本作で大阪に左遷された佐野周二演じる「正義漢」エリート商社マンに対して何やら反発心を抱いてるレビュアーが多いようだが、…

これもamazonプライムで見付けた作品。1954年という事は終戦からもうすぐ10年というタイミング。小津映画「東京物…

今日から始まった「生誕100年記念映画女優高峰秀子」。たくさん作品を観ている方ですが、まずはまだ観たことなかったこの作…

『細雪(1950)』初鑑賞。高峰秀子特集 @ シネ・ヌーヴォ。映像：普通（一部悪し）/音声：普通。 その作家性と80…

古典的怪談映画のエッセンスが集約された作品。 ■ 概要 原作は、三遊亭圓朝が創作した怪談噺の傑作『真景累ヶ淵』で、…

恨みを忘れて成仏してください… 8月は心霊⑦ 三大怪談にもう一本加えるとしたらやっぱり累ヶ淵。累ヶ淵は、三大怪談と…

前半は新宿で起きた殺人事件を捜査する警察の行動を克明に描いている。 現場周辺の物的証拠を探したり聞き込みによる確かな情…

「黒い画集」などの鈴木英夫監督によるサスペンス映画。キャストは丹波哲郎、土屋嘉男、小林昭二などなど 東京は今日も善人…

スーパーVシネだー！！そしてウサちゃん佐野和宏でてくる！ 「生まれる前の時間と、死んだ後の時間って、どっちが長いと思う…

「生まれる前の時間と死んだ後の時間って、どっちが長いと思う？」人間の生と死をテーマにした作品。メチャクチャで好き。 …

◎戦後7年 アメリカンなルックの丸の内OL物語 「叩けよ、さらば開かれん」 「懇々知己（コンコンチキ）」 東大卒で…

「昔の洒落たハリウッド映画の方が、これこれの社会的悪習を告発すると称する映画よりも、当時のアメリカ社会について多くのこ…

他人の赤子を連れ去った不妊体質の女性（佐々木ユメカ）が、コンビニ店員の中年男（佐野和宏）を父親代わりに引き入れてしまう…

瀬々監督の代表作の1本やから観てみたが……よくよく考えたらばマシンボーイってば瀬々作品好きなん1本も無くないか？ 子…

幾度か見る機会があったのだがそのたびに延期になったりして観られなかった作品。上映館は何故かスケジュールを変更して本作を…

のどかな田舎の村を舞台に起こるちょっとした騒動を3つのオムニバス形式で送るほのぼのドラマ 3話全てにタイトルにある石…

笠置シヅ子のブギウギをはじめとしてステージシーンは素晴らしい 一方で昭和歌謡版「アマデウス」のような、、作曲家の苦悩と…

◎ヨーロピアンルックな習作jukebox melodrama 1949年、新世界プロ・新東宝製作、東宝配給 モノクロ…

「人間魚雷回天」「連合艦隊」等の松林宗恵 監督作品 河上伸子(丹阿弥谷津子)は紀の國屋物産の入社試験に行く途中の…

本日で2022年の最後のレビューとなります。皆さま本年も誠に有難うございました。 映画の中身云々と言うより自らの過去か…

城定にしてはパンチが弱いけど、なんとも言えない最後でそこは好き。 この手の悪女系ストーリーは城定以外にも市川崑や今村…

久々に城定監督のん観たのに全然ハマれなくてガッカリしたぞぉ…スンスン ホストにハマってこさえた借金を返すために風俗で…

1950年公開。黒澤明『野良犬』の翌年。後援:国家地方警察本部、援助:東京警視庁ということでほぼ全編に渡るロケ撮影がも…

敗戦国日本の夜の暗さが印象的、夜は暗くてそこで行われていることは観客にはよく見えない、でもそれが敗戦国の夜なのだ まず…

実在した明治の女死刑囚・高橋お伝を材にした作品。 自分は横浜とも縁があるし、彼女が斬首された市ヶ谷刑務所跡にも既に訪問…

講談でもお馴染み(今の人は大多数は知らないけど)で、映画化も何回かなされているいわゆる「悪女もの」の代表・高橋お伝を主…

やられた！ まさかのto be continued… 最後に出てくるなよ「雷電　前編」 なんやねん！！どういうこっ…

相撲好きでもなんでもありませんが、中川信夫の怪談ものを立て続けに二本見ましたので、今度は人情ものをと手に取りました。 …

市川崑監督作品初鑑賞でした。最初は東京篇と大阪篇とに分けて公開されたようですが、現存するフィルムはこちらの総集篇のみだ…

【女がひたすらしんどい映画】 東京篇78分、大阪篇73分=合計151分のものを119分にまとめた総集篇。 ﹙現存して…

大蔵新東宝センス炸裂の急転直下女の一生ドラマ。 敗戦の混乱時に犯され進駐軍相手の特殊慰安婦になった小畑絹子(新東宝顔)…

新東宝マークの前に、東京国立美術館フィルムセンター所有、と出る。1958年のお正月に公開と記録されている。本当かね。 …

きのうのJMSは最近のJMSの中でもとりわけ参加者が少なかったようで（笑） あくまでノークレームノーリターンですから …

こちらは後編。 若い主人公らの絶体絶命を救うのがほろ酔い加減の大田蜀山人（大田南畝）。『亡霊怪猫屋敷』にも一貫してお…

滝田洋二郎&夢野史郎コンビの作品ということでサスペンスやジャーロを期待したのに、予想以上にストレートなSM映画だった。…

夢野史郎脚本にしてはマイルドなので夢野史郎初心者用としては最適な一作。 最初の車のヘッドライトを当てながら行われるSM…

スリ師の道を進んでいる女性（麻田真夕）が、しがないサラリーマン（川瀬陽太）をパートナーに指名する。犯罪者コンビのドタバ…

『赤ちゃん教育』などのスクリューボール・コメディをピンク映画というジャンルで挑戦した、スリと主人公が様々な犯罪に手を染…

市川崑の初期作品。こちらは縮尺版で元はタイトルも違ったようだ。どなたもクリップされていなかったので1番に失礼します。や…

新東宝時代の市川崑作品。意外に藤田進との仕事が前半多い。利根はる恵がバンプ役だが、この方、「男はつらいよ　寅次郎忘れな…

コレも「平成ロマン映画」レーベルのＤＶＤで観たのですが、新東宝ビデオの1978年製作のこのタイトルの…と言いつつ、定か…

【刀は武士の魂、包丁は板前の魂！？】 「お家で自家発電やったんでしょ(下ネタ)」とか言ってケラケラ笑ってる谷ナオミ姐…

世間の目だけを気にした子供への躾。膝組んでタバコを吸い始める。他人の赤ちゃんを抱くとき妙な違和感がある。我が子のことを…

「自分が結婚する為に、我が子を他人に預ける」という行為を、本作では「仕方がない」と、主人公の周囲は感じている。これは現…