小津監督の喜劇作家としての手腕が冴える傑作――― 生の真実にさりげなく触れる晩年の小津の成熟したドラマ。 新興住宅地に住む林一家。この新興住宅地に住む子供達の間では奇妙なおなら遊びがはやっ…
>>続きを読む昭和20年5月24日、東京大空襲の夜に数寄屋橋の上で互いの命を助け合った若い男と女。ふたりは名も明かさず、「もしも生き延びていたのなら、半年後の11月24日の夜、この橋の上で再会を・・・」…
>>続きを読む男手ひとつで育てた娘を嫁に出す父の気持ち、嫁に行く娘の心情を細やかに描き出す。主筋以外の点描も余裕に満ちて見事。老いと孤独という深刻なテーマを喜劇的に描いた、小津安二郎監督の遺作。
小津安二郎監督の円熟味溢れる遺作。 脚本は野田高梧と小津安二郎。 撮影は厚田雄春。 音楽は斎藤高順。 今回の鑑賞はデジ…
>>続きを読む戦争未亡人の小夜子は、ふと夫・真一と過ごした日々を回想する。自分たちほど愛しあった者はいないと。学生時代に出会った小夜子と真一は、父に反発されながらも愛を深めていた。真一が召集されてもそれ…
>>続きを読む松本清張原作。 江戸でたくさんいた無宿人が、大量に佐渡島送りに。 佐渡では、金の鉱山掘りを命ぜられるが、鉱山の落盤…
>>続きを読むめぐり逢いの東京、情熱の鳥羽、そして別離の佐渡へとさまよったふたりの純愛。この第2部では雄大な北海道へと舞台は移り、眞知子と春樹の波乱のドラマはなおも続いていく。心ならずも他の男と結婚して…
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