太平洋戦争終結前夜のインドネシア・ジャワ島。日本兵の深見、武、野呂は脱走するが、野呂がマラリアに感染していたため、3人はスヘルマンの家にかくまわれる。その家の長女・サリヤは日本兵を嫌ってい…
>>続きを読む「基督」をキリストって読むことすら知らんかった。 つい先日遠藤周作の「沈黙」を読んだばかりで(ミーハーでしょ?)沈黙に…
>>続きを読む太宰治の遺児、それも名作「斜陽」の中に描かれている愛人の子という宿命に生きる多感な少女が、貧しい生活苦と闘い抜き、前向きに、愛と誇りと哀しみを秘めながらも美しく成長して行く人間ドラマ。
太宰治の娘太田治子(映画の役名は木田町子)が1967年に刊行した『手記(十七歳のノート)』をもとに同年、制作された映画…
>>続きを読む生きてるって、いいなって思っただけです。 根っこが生えてるんです、動かそう立ってそうはいきません。 草刈正雄の沖田総司…
>>続きを読む【主演二人の男っぽさ】 昭和32年制作の映画。日本の映画がいちばん元気だった時代に作られた勢いが感じられる作品です…
>>続きを読むロケがいつも素晴らしく、ロケになると呼吸が変わるような気持ちになる。清水宏の映画を観ると台湾の侯孝賢が撮った『冬冬の夏…
>>続きを読む幕末土佐の若き異端の絵師・金蔵の壮絶な半生。金蔵は、人々からきちがいと罵られていたが、母の強い薦めで江戸へ遊学し、絵を…
>>続きを読む濃い麿赤兒と切腹のことしか記憶に残らない映画。(だがそれが良い)
1953年版の水木洋子の脚本をそのまま使って今井正が監督。 戦後の日本映画をリードしてきた監督の一人・今井正だが、この…
>>続きを読む2014年1月4日、日本映画専門チャンネルで鑑賞。 若尾文子出演映画の「未ソフト化」作品。(当時) 若尾文子出演映画…
>>続きを読む小児麻痺という現代だったら映画化は無理であろうテーマに挑んだ松山善三監督作。最初は偽善的だなと思っていたが意外にもコミ…
>>続きを読む「人間の殻を捨ててアメーバに〜」と言いながら全裸になる浜美枝。その台詞と服の脱ぎ方、ぽってり感で浜美枝版『アンダー・ザ…
>>続きを読む以前、ジャック&ベティで観た時はボロボロのフィルムで見辛いものだったが、さすがは国立映画アーカイブ、状態は良好で文…
>>続きを読む荒川の野球場どこですか?そこから漏れるナイターのライトで草野球のオープニング、まだなんもみていないのに泣きそう。夜学の…
>>続きを読む明治39年12月、東京早稲田 たまき(梶芽衣子)に結婚してくれと言い寄る画家の竹久夢二(北大路欣也) 軽くあしらわ…
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