#芸術祭参加作品に関連する映画 179作品

"悪魔の手毬歌" の レビューに惹かれたので探したら、 関連する作品で出てきた お久しぶりの "犬神家の一族"。 すっ…

いや、ちょっと待って！なにこれ、面白すぎるんだけど！？大まかなあらすじは知っていたものの、実はちゃんと通して観るのは今…

1000本目直前カウントダウン特集 絶対観て欲しい4.0以上、掛け値無しの名作連作第5弾！ 観たあとのジワジワッとく…

『東京物語』には、大きな事件も劇的な対立もない。ただ、気づかぬうちに何かが静かに失われていく。これがこの映画の核心だ。…

2025年 鑑賞 25-52-12/4-6 NHK BS にて 「七人の侍」「天国と地獄」等の黒澤明監督・脚本による、…

"Dog Day Afternoon" というのは『狼たちの午後』(1975)の原題だが、この意味は犬が舌を出してハッ…

通産省の夫の栄転が決まり、 明るい未来を描いていた妻、司葉子。 お腹には小さな命も宿りまさに幸せの絶頂だったのだが、あ…

成瀬巳喜男監督の遺作。成瀬監督のカラー作品は初めてだけどすごく上品。 う〜ん…なんか違和感のあるストーリー展開。東宝…

一部の人から「時代劇最高傑作」とされる本作は、侍タイムトリッパーが面白いと感じる人なら100倍本作が面白い。小林正樹の…

小林正樹監督作品は、『東京裁判』ほか何本かの社会派作品しか見ていなかったので、この時代劇は意外な収穫だった。 196…

「紀子三部作」の2作目。 冒頭の朝食の場面がまず素敵。ちゃぶ台やおひつから感じられる昔懐かしさ、三世帯が一同に集まり…

◎戦後小津映画の倉庫 超高密度な群像世話物喜劇 1951年 松竹大船 モノクロ 125分 スタンダード ＊画像は中程…

とんでもない言動や非情を指して「鬼畜」というけど、この言葉が普通に知られるようになったのは本作以降と確信してる💧 闘病…

松本清張×野村芳太郎、ようやく観た…。 まさに鬼畜そのもの。昭和の風景を堪能できたのは良かったが、ストーリーは残酷。今…

事故により醜い火傷を負い顔を失った男が、精密な仮面を作成し、奥さんを他人のふりしてタブらかしたりする話。 社会的体裁を…

【他人の顔になったら「ぼく」の欲望は満たされるのか】 昭和の不気味な邦画はたまらんです♡♡ ちょっと「顔のない眼(19…

一貫して反戦を訴え続けた黒澤明監督が、原水爆の恐怖を真正面から取り上げた異色のヒューマン・ドラマは、原爆が投下されてか…

これは面白い。 当初のタイトルは『死の灰』 主人公の60歳のお爺さん役が当時35歳の三船敏郎さんなのさすがにビビる…

嫌よ嫌よも好きのうち。 溝口の作品の中でも、最下層の女性では無く、元華族の奥様の話なので、評価の別れる作品であるのが…

▪️JPTitle :「雪夫人絵図（1950）」 ORTitle: ※※※ ▪️First Release…

宮藤官九郎脚本の「季節のない街」を勧められて数話見始めたところ、黒澤の「どですかでん」と同じ原作と知り、ずっと後回しに…

【1970年キネマ旬報日本映画ベストテン　第3位】 黒澤明初のカラー作品。山本周五郎「季節のない街」を原作としたヒュー…

今回は、父と娘ではなく、母と娘。「母になっていく娘」と「妻でありつづける未亡人」。 そしてその背景には「いないけど在る…

「晩春」の父と娘を母と娘に置き換えたような設定。でも「晩春」ほどシリアスではなくコメディ並みに笑わせてくれる演出が良…

【1959年キネマ旬報日本映画ベストテン　第2位】 『犬神家の一族』市川崑監督が大岡昇平の同名小説を映画化した作品。2…

　これほどの阿鼻叫喚地獄に陥れば、誰だって「人肉喰い」に走る。私も。あなたも。だって、もう「人間」じゃないんだからー。…

1966年大映。橋本忍脚本。面白かったー、2時間半緊張途切れず。忠臣蔵なら、吉良上野が穏便に引退し、浅野内匠頭が手練手…

出世欲の塊、浪速大学の助教授財前五郎。 医療界における嘆かわしい体制、教授のポストを狙った権力闘争を滑稽に描く社会派…

船場の化粧問屋の跡取り息子・維康柳吉は、妻子がありながら芸者の蝶子に入れあげ、父親から勘当される。柳吉は蝶子と駆け落ち…

No.1681 1955年作品 　ゴールデンウィークも今日で終わった。 久しぶりに家族が揃った。その喧騒の日々…

まず、タイトルが読めない。ご･･･のツバキ。 “ごべんのつばき”だそうです。 原作は山本周五郎、監督は野村芳太郎、主演…

昔、日曜日の午前中に浜村淳が映画を紹介するラジオ番組があった。九州では放送されていなかったが、関西に来てから聴くように…

【1984年キネマ旬報日本映画ベストテン　第6位】 『ビルマの竪琴』市川崑監督が宇野千代の同名小説を映画化した作品。日…

この歳になって、まさか吉永小百合にエロスを感じるとは思わなかった。 ここ最近観た作品の中では、ダントツに興奮した。 …

小津安二郎監督の円熟味溢れる遺作。 脚本は野田高梧と小津安二郎。 撮影は厚田雄春。 音楽は斎藤高順。 今回の鑑賞はデジ…

映画ファンが一周して小バカにしてしまいがちな小津安二郎による遺作を今更鑑賞。 打ちのめされた。今年初鑑賞した旧作映画…

《私が初めて教壇に立ったあの日》 〝十二人の子ども達も初めて学校という集団生活に繋がって小さいながらも緊張していたわ。…

観たけれど、書いてない、書けていない映画をもう一度観ようシリーズ⑨ 定額働かせ放題・残業代もゼロとお得職員！」SN…

黒澤明監督による政治汚職を題材にした復讐劇。 黒澤澤プロ設立第1作。 (1960年、2時間31分) 五年前、日本未利…

2025年 鑑賞 25-53-12/4-7 NHK BS にて 「野良犬」「用心棒」等の黒澤明監督 ・脚本による、汚職…

記録用 成瀬巳喜男監督作品。 様々なジャンルで映画を撮っていた成瀬巳喜男のその後にスタイルを確立した一本。 1951…

エドワード・ヤン、ホウ・シャオシェン、是枝裕和、黒沢清、濱口竜介、レオス・カラックス…等々、名だたる世界の映画人に強い…

自身の体験を基にした岡本喜八監督のストレートな怒りのメッセージ。戦闘シーンを出さずに、戦争に挑む当時の日本国を痛烈に…

「日本のいちばん長い日」で「お上」の側における敗戦を描いた岡本監督がどうしても庶民の側からも敗戦を描きたいということで…

小津の魔法使い③ 実家の祖父が亡くなった時を思い出した。 今でも不思議な話だけど病に臥せっていた祖父が急に立ち上が…

松竹の小津安二郎監督が、新東宝での「宗方姉妹」(1950)、大映での「浮草」(1959)に続き、他社である東宝(製作は…

記録用 新藤兼人監督作品。 南北朝時代、追い剥ぎをして暮らす女性二人。 姑と嫁の関係で戦に出かけた夫は戦死したことを夫…

南北朝時代、戦で男手を失くした嫁と姑は落武者を襲って武具を奪い売り捌いて糊口を凌いでいた やってる事は褒められた事じ…

この映画を見たきっかけは山崎朋子著『サンダカン八番娼館』を読んだこと。そもそもは最近 山崎豊子に関心を持っていて『サン…

ノンフィクション作家・山崎朋子のベストセラー「サンダカン八番娼館-底辺女性史序章」の映画化。 かつて、"からゆきさん"…

鑑賞統計1550本を終えての１本目 これまで娯楽ものや戦争映画（40数本）を鑑賞してきた 製作国としてアメリカ産の…

【忘れてはいけないこと】 今回はおふざけ封印で(=_=) 実は今回で1800レビュー達成となったんですが、いつもであ…

記録用 大島渚監督作品。 60年安保闘争の熱が冷めるどころか同年にこの映画をとんでもないスピードで製作し公開した大島…

大島渚監督が描いた60年代安保闘争の学生たち。公開4日で打ち切りになった問題作。 正直、学生たちが話している内容、意…

《いい詩じゃないか 😄》 〝もっと見せてほしいな。僕の仲間にも紹介するよ。しかし驚いたなあ。こんな素晴らしい詩を書ける…

林芙美子の自伝的ベストセラー小説の映画化 昭和初期の東京、その日暮らしの貧乏生活にあえぎながらも、恋と文学に生きた波乱…

【演出】 何とも静かで美しい演出！！ よくある邦画では自分の思ったことを声を大にして発するといったシーンがあるが、興ざ…

恥ずかしながら「瞽女」という存在を初めて知った。時代は1900年代初期か。たったひとりの肉親である母を失った盲目の少女…

岡本喜八×三船敏郎。 世は幕末。江戸に進撃する官軍の先鋒“赤報隊”の権三は悪どいお代官と博徒をやっつけて女郎や百姓を…

王政復古が告げられた世で、幕府討伐のために江戸に向かう官軍の先駆「赤報隊」に所属していた沢渡宿出身の権三が故郷を目の前…

長文になってしまった💦スルーしてください。 「バタヤ」という言葉を初めて聞きました。バタヤとはゴミ箱からゴミを漁っ…

【第14回ベルリン映画祭　女優賞】 『初恋・地獄篇』羽仁進監督作品。ベルリン映画祭コンペに出品され、左幸子が女優賞を受…

奇跡的に観る機会に恵まれた、通算4度目くらいなのでメモ程度 まず一番実感したのはアクション繋ぎの多さ 法事に遅れてき…

No.3753 小津現存映画 35/37 (小津映画は全部で54本あるが、現在残っていて見られるのは37本） 『小…

先日発表されたノーベル平和賞において長きにわたり活動を続けて来られた日本原水爆被害者団体協議会が受賞の運びとなった。 …

【タズシネマ】東京MX 録画してたやつをようやく(モノクロアレルギー克服はしとるんじゃけど、モード入ってないとよう観れ…

新藤兼人 脚本、監督作品 伊豆大島で漁船の船長をする亀五郎(殿山泰司) 1泊2日の予定で近くの島に仕事をしに八蔵…

伊豆大島の港を出て近くの島に行き石を積んで帰る予定だった小さな船。港を出た後ほどなくして嵐に会う。大荒れの洋上で船に乗…

被爆後17年を経た広島を舞台にした田宮二郎、若尾文子主演の悲恋の物語😭。 アラン・レネ監督、岡田英次主演の「24時間の…

最後に岩倉送りだったので帰りに久々にBOOK・OFFを覗いてみた🚖 安物を２枚購入💿そしてこの作品を発見 あやや主演で…

◎丹後出身の西陣の娼婦と吃音青年のMelodrama 1963年 東映京都 カラー 137分 シネマスコープ ＊褪色…

田坂具隆監督作品。三島由紀夫の『金閣寺』の実写化作品とは違い、この作品は金閣寺放火の犯人が五番町夕霧楼の夕子の視点から…