【寸評】 前作の"復讐譚"とは打って変わり、本作では明治後半の社会情勢を背景に、複雑な群像劇を描いた作品となっている。…
>>続きを読む映像が凝っているので、最初は何にも考えずに見てられる。でも登場人物が徐々に増えてきて、その度に話が展開されるもんだから…
>>続きを読む未遂に終わったクーデター、二・二六事件。これ以降、軍部の政治進出はより顕著となった。ついには軍人の東條英機が内閣総理大臣に就任。太平洋戦争へと突入していく。だが戦地の実態が大本営発表が異な…
>>続きを読む赤報隊隊長の象徴である“赤毛”を借りて帰郷した赤報隊士・権三。彼は悪政に苦しむ村人のため、代官から年貢米を取り返すなどして村人から敬われるように。だが、「献金持ち逃げ」や「偽官軍」など偽の…
>>続きを読む「呪いの館 血を吸う眼」 冒頭、海岸の岩場で戯れる子供。 悪夢に悩まされる、地下室の棺、催眠療法、花嫁衣裳の…
>>続きを読む『無常』『曼陀羅』に続く実相寺監督の3部作、完結編。 コントラストの強い闇と光。 時計の音、食べる音、拭く音、際立つ…
>>続きを読む玩具メーカー・鶴寿堂の製作部長・馬割朋浩が、海外旅行の直前、交通事故に遭って死亡した。同乗していた妻・真棹は、朋浩を尾行していた興信所の社員・勝敏夫に危ういところで救い出される。朋浩の葬儀…
>>続きを読む少年院あがりのバイト青年・修は、街で出会った女・ユリコをナンパして恋仲になった。ある夜、彼女がウリをやっているクラブに…
>>続きを読む加山雄三が「狙撃」に続き主演したハードアクション。 東宝ニューアクションに属する作品で、脚本は同じく永原秀一だが、監督…
>>続きを読む太宰治の遺児、それも名作「斜陽」の中に描かれている愛人の子という宿命に生きる多感な少女が、貧しい生活苦と闘い抜き、前向きに、愛と誇りと哀しみを秘めながらも美しく成長して行く人間ドラマ。
太宰治の娘太田治子(映画の役名は木田町子)が1967年に刊行した『手記(十七歳のノート)』をもとに同年、制作された映画…
>>続きを読む