久我美子が出演・監督する配信中の映画 31作品

子供たちを主人公に昭和の庶民の暮らしを生き生きと描いたヒューマンドラマ。 笠智衆、三宅邦子、設楽幸嗣、島津雅彦らが共演…

小津の魔法使い⑤ とってもかわいらしい展開の裏には「世間」と「経済」の相克が見える。 今回小津を「意欲的」に見て思…

時代だよねー。娘を支配する父。それが良しとされていた時代。 そう教育されるとそれが普通と思っていく。でも好きな人ができ…

BSプレミアム二週目の小津作品は小津初のカラー作品となった彼岸花です。 お馴染みの娘の結婚を軸にストーリーは進み、本…

NHK-BSシネマ録画鑑賞 　”おはよう“ 　　は人間関係の潤滑剤…… これは前から観たかった小津作品｡ 実家で…

2024年 鑑賞 24-06-0 [1-6] NHK BS プレミアム シネマ にて 「浮草」「小早川家の秋」等の小…

監督は「羅生門」「七人の侍」の黒澤明。 主演は「七人の侍」「生きる」の志村喬。 [あらすじ] 戦後の闇市にて。 いつ…

ファーストカットは泡が湧くドブ沼。畔で侘しくも拙いギターを爪弾く男。物語の舞台は全てこのドブ沼の周辺。バカでかい広告看…

痛々しい無軌道な愛。 ジャン=リュック・ゴダールに「真のヌーヴェルヴァーグだ。 私やトリュフォーよりも前にオオシマは…

1960年”青春残酷物語　監督.脚本 大島渚 食わず（観ず）嫌いの監督のひとりです。 好みじゃないとずっと避けてき…

政治権力の傀儡にされている厭人家の女性（原節子）が、戦争体験により白痴化した青年（森雅之）とヤクザ者（三船敏郎）の狭間…

序盤、那須妙子を演じる原節子が出てきた瞬間、空気が変わったのを感じた。 ただ一言「美しい」だけではおよそ表現出来ないほ…

嫌よ嫌よも好きのうち。 溝口の作品の中でも、最下層の女性では無く、元華族の奥様の話なので、評価の別れる作品であるのが…

▪️JPTitle :「雪夫人絵図（1950）」 ORTitle: ※※※ ▪️First Release…

2010年のとある日。工場萌えなお仲間たちとツアーに参加して、北九州市の新若戸道路（海底トンネル）建設現場と新日本製鐵…

この天の虹 ページ ノート 閲覧 編集 履歴表示 出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 こ…

公開当時はとても評判が高く、本作で竹中直人のことを僕は知った。 ただ、恐らく13歳ぐらいの頃にレンタルビデオで借りて観…

【脳がふるえる…】 U-NEXTでやっと観れた。竹中直人が監督して一躍有名になったヒット作品。制作は奥山和由。 原…

No.1717 1961年　監督：野村芳太郎、脚本:橋本忍、山田洋次 久我美子、高千穂ひづる、有馬稲子。 往年の…

◎君子豹変 叶わぬサリーとエリーのsisterhood 1962年 松竹大船 95分 モノクロ シネマスコープ ＊ホ…

田村高廣ぼっちゃまデビュー作*☆ 20代半ば…！？うゎーん！赤ちゃんレベルに可愛い〜♡芝居の初々しさと、声の若さに……

「あたくしだって青春時代がございました」 これは胸に突き刺さる。 女学生たちの生活、行動を厳しく監視して、自由を許さな…

【タズシネマ】 敢えて映像古臭くしてる？ モノクロとおそらく昭和的セリフ回し&棒読み感も相まってリアルに古臭く感じる。…

角川書店を立ち上げた実業家であり「汚れた英雄」「愛情物語」などの映画を作った角川春樹監督が筒井康隆原作のSF小説を「時…

水木洋子の、兄弟と家族を描いた隙の無い脚本。 頑固で不器用なので、時代についていけ無いが、人一倍家族を思っている川師…

🔸Film Diary🔸 ▪️本年鑑賞数 :2022-286 再鑑賞 ▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※ …

1954年の日本映画の豊かさ。テーマ主義に陥ることなくテーマを多層的に描く脚本と、その役柄を掘り下げる俳優たちの巧みさ…

あの厳しい人間の心理を描く小林正樹監督がこんなに優しく温かい家族劇を作っているとは、と思ったら、師事していた木下恵介監…

樋口一葉の短編小説『十三夜』『大つごもり』『にごりえ』の3編を原作とするオムニバス映画。 舞台は明治時代。第1編では…

🔸Film Diary🔸 ▪️本年鑑賞数 :2022-227 再鑑賞 ▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※ …

映画に興味を持ってから、ずっと観たいと思いながら観る機会がなく「名作」の誉れも高い作品にも関わらず観ることができていな…

『また逢う日まで』 製作年 1950年。上映時間 111分。 社会派の巨匠・今井正監督が岡田英次、久我美子主演で描く…

「人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 仇は敵なり」 武田信玄の有名な詩。おばあちゃんが書道の先生やってたので、難し…

1969年公開165分の長編時代劇 三船敏郎が武田信玄かと思っていたら、まさかの山本勘助だった(笑) 信玄か謙信だと…

昭和時代中期の時世を一人の貧しい青年の視点で描いた喜劇。　 原作は棟田博の兵隊小説”拝啓天皇陛下様”で、野村芳太郎監督…

軍隊生活に生き甲斐を見いだしている一等兵の男（渥美清）が、敗戦の混沌状態に落とし込まれていく。前作のヒットを受けて製作…

木下惠介監督×岸恵子主演作品。大地主名倉家の長男の娘・さくらが嫁いでいく。見送る春子は、姿の見えなかった息子・捨雄が川…

「風花って知ってるかい？ 晴れたお天気の良い日に、どこからか風にのって来る、こんな雪のことなんだよ。なんだか、さいさき…

市川崑監督。 大阪が舞台で旦那が大学講師、奥さんが新聞社勤め。旦那は奥さんに頭が上がらない普通の家庭で、伊勢志摩から旦…

「アコのアの字はどんな字書くんですか？」 「アホのアの字。アハハハッ！」 偶然TSUTAYAで見つけた今作。 「淑女…

◎復員が遅れた男の屈託とシートン少年の憂鬱 1957年 歌舞伎座製作 松竹配給 104分 カラー スタンダード　＊若…

中国からの引き揚げ者とその家族。8年で様変わりする日本。生活と仕事に苦労し、苦悩する。 会ったことのない父親を見て子供…

名匠・木下恵介が、河野道工の詩集「道路工夫の歌」に感銘を受け、自ら脚本化。主演は木下の代表作の1つ「喜びも悲しみも幾歳…

「永遠の人」、「二十四の瞳」に続く、木下恵介監督作品3作目。この方、長きに亘り紡がれていく人と人との絆を描く天才なので…

No.3050 監督は柄本明。第一回監督作品にして、残念ながらこれ以降は一本も撮っていない。 当時25歳、これが映…

タイトルがいいと思います。 私も空がこんなに青いわけがない、てたまに思いますし(←すみません。レビュー開始早々うそつい…

🔴赤いヤカン🔴 偶々観た『秋刀魚の味』が面白かったので、小津安二郎のカラー作品をちゃんと掘ってみたくなった。本作はそ…

2022年 鑑賞 22-306-33 BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて ※デジタル修復版 里見弴先生の同名小説を原…

オープニングとエンディングの方で作品のカラーがガラッと変わってしまう珍しい作品。 なのに穏やかに流れる辻堂の映像をほぼ…

藤美恵、綺麗だなぁ。どこからどう見ても美人…！立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花。 棒読みの科白でも美人ならスクリー…

No.1710 1957年作品　監督:五所平之助 「マダムと女房」は知っているが、この監督作品は観たことがなかった…

中学生の頃、不倫小説にはまり、そのきっかけとなったのが原田康子さんの『挽歌』。映画化された本作を初鑑賞しました。思い入…

もうひとつのタイトル「美わしき啓二」(希望)。 国宝級超絶イケメン・佐田啓二さまご出演作。 啓二さまがジャジーなドラム…

「美わしき歳月」 冒頭、東京田村町の花屋「千草」を経営する娘の桜子と祖母。亡兄の友人の今西ドクトル、キャバレーの太鼓…

旧友を殺してまで手に入れた金でどうにかヤッた（愛した）女から送られてくるのが新約聖書。愛は寛容にして慈悲あり。連れ込み…

一人の男の見るに耐えない内心と､ひたすらいい人に見せかける外づらを､ここまで克明に見せていく映画観たことないかも。ぱっ…

前半の大坂城ドッカンボカン！ そして、 終盤の大竜巻ズゴゴォーッ！ さすがは円谷東宝特撮。お陰で 幾分作品力が底上げさ…

タイトルの大竜巻は置いといて、サブタイトルの「士魂魔道」のイメージでどんな山田風太郎かと思ったわ。そんなファンタジー忍…

東宝特撮時代劇シリーズ。 イカした大阪城ミニチュアが ドッカンバッカンするぜ！！☆ なんか既視感あるなと思ったら 『…

監督稲垣浩、主演三船敏郎、と無法松の一生や宮本武蔵などのお馴染みのメンツですな。 稲垣自身、今作の主役は大阪城自身であ…