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『魔法(よりもっと不確か)』 撮影帰りのタクシーの中、モデルの芽⾐⼦(古川琴⾳)は、仲の良いヘアメイクのつぐみ(⽞理)から、彼⼥が最近会った気になる男性(中島歩)との惚気話を聞かされる。つ…
ロメール。長編映画って、関係性が1個変わってもまだ続いていく何かがある気がするが、短編は短いからこそ関係性が1個のピー…
Blu-rayでようやくゲットして観れた。 濱口竜介監督の3話による短編集。全編、会話劇で構成されていて、キャスティ…
“正しさ”とは何なのか? ドキュメンタリーディレクターの由宇⼦は究極の選択を迫られる――三年前に起きた⼥⼦⾼⽣いじめ⾃殺事件を追うドキュメンタリーディレクターの由宇⼦は、テレビ局の⽅針と対…
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🎬️葛藤と選択 女子高生いじめ自殺事件を追うドキュメンタリー番組制作に携わる木下由宇子。 局の方針と対立しながらも…
152分と長く、見るのを躊躇していたが、かなり評価が高かったので視聴。 女子高生と担任教師が揃って自殺した事件の真相…
荒涼としたイランの⼤地を⾛る1台の⾞。後部座席では⾜にギプスをつけた⽗が悪態をつきながら、旅に⼤はしゃぎする幼い次男の相⼿をしている。助⼿席の⺟はカーステレオから流れる古い歌謡曲に体を揺ら…
父、母、20歳くらいの息子と年の離れた8歳くらいの弟、それから病気で先が長くないらしい拾った犬 4人と一匹のロードムー…
アマプラで2度観ました。配信はありがたい。 1回目は、集中を欠いていた為、よく分からなくなってしまった💦 でも、きっ…
美術教師のサメットは、冬が長く雪深いトルコ東部のこの村を忌み嫌っているが、村人たちからは尊敬され、女生徒セヴィムにも慕われている。しかし、ある日、同僚のケナンと共に、セヴィムらに虚偽の“不…
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🎬N・B・ジェイラン監督の作風がスキで監督作を観るのは5作目。近作はだんだん🎞️長尺になってきて本作は198分💦…数日…
トルコアナトリア、東部の寒村。この村を嫌う美術教師、サメット。 女生徒から虚偽の「不適切な接触」を告発され、そこから…
大学の研究室で働く、足を引き摺る行助は、“たいやき屋”を営むこよみと出会う。だがほどなく、こよみは事故に遭い、新しい記憶を短時間しか留めておけなくなってしまう。こよみが明日になったら忘れて…
過去は鮮明だが新たな記憶は1日たつと失ってしまう。つまり思い出の更新ができない状態となってしまった女性と、そんな彼女に…
初冬、月が出ているのに雨が降る 《月時雨》 その夜を境に… …
映画監督であるエリア・スレイマンは、新作映画の企画を売り込むため、故郷ナザレからパリ、ニューヨークへと旅に出る。パリでは道行くお洒落なパリジャン、そしてルーヴル美術館やヴィクトール広場、ノ…
「天国にちがいない、という浅慮」 タイトルに惹かれて鑑賞。 パレスチナ人の映画監督エリア・スレイマンがパリとニューヨ…
⭐︎映画監督の男がひとりで旅をして世界を眺める、シュルレアリスムのような芸術的世界観の映画。芸術性は高いが、ゆえにやや…
国境付近にある小さな村からリモートで助監督レザに指示を出すパナヒ監督。偽造パスポートを使って国外逃亡しようとしている男女の姿をドキュメンタリードラマ映画として撮影していたのだ。さらに滞在先…
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先日のカンヌでパナヒ監督がパルムドールを獲ったので慌てて録画してたのを鑑賞した。 偽造パスポートで国外逃亡しようとす…
【眼差しの銃を向ける者は、眼差しの銃を向けられる】 7月に逮捕されたものの、第79回ヴェネツィア国際映画祭にて審査員特…
物語の舞台は現代のソウル。開発が進み、移り変わる街並みを男女が横断歩道や路地を肩を並べて歩いたり、時には車に乗りながら日常的でありふれた会話を繰り広げる。最近、自分の身に起こったこと。仕事…
うーーーん、ソウルの街が映るだけで特に内容のない会話が続いて個人的には辛かったです。 簡単な内容は、異なる季節と時間…
異なる季節と時間軸のソウルを舞台に、3組の男女の移り変わる運命と人生の節目を捉えた3編からなる本作は、複数の意味を持つ…
ヨーロッパの桃源郷と呼ばれるジョージア(旧:グルジア)の美しき古都、クタイシ。街中ですれ違いざま本を落としたリザと拾ったギオルギ。たった数秒、言葉を交わしただけの2人は夜の道で再会する。あ…
ジョージア映画を観たことがないのとあらすじに興味があったので鑑賞。 時々ナレーションが意味深なことを言うけど、ジョージ…
ジョージア(旧グルジア)の古都クタイシを舞台に、邪悪な呪いのせいで外見がすっかり変わってしまった男女の恋の行方をおとぎ…
5年間の結婚生活で一度も離れたことのなかった夫の出張中、初めてひとりになった主人公ガミ(キム・ミニ)は、ソウル郊外の3人の女友だちを訪ね、再会する。バツイチで面倒見のいい先輩ヨンスン、気楽…
ホン・サンス監督と公私ともにパートナーであるキム・ミニ主演で7作目となったドラマ。 ベルリン国際映画祭銀熊賞授賞。 原…
うーん、イカす…! これまでのホンサンス節をぎゅっとミニマムにまとめあげた手腕は神がかってさえ来てる。英題はWoma…
杭州市、富陽。大河、富春江が流れる。しかし今、富陽地区は再開発の只中にある。顧(ぐー)家の家長である母の誕生日の祝宴の夜。老いた母のもとに4人の兄弟や親戚たちが集う。その祝宴の最中に、母が…
エンドクレジットの最後に、「一の巻 完」 えええ!続編あるの?!と驚愕。 (西湖畔に生きるは、山水図 第二巻になってい…
皆さんのレビューにも書かれている通り、色々な監督の影響を感じた作品でした。最初は、真昼の木々が揺れて緑が溢れる日常みた…
重い持病を抱え、ただ“生きていること”だけを求められて生きてきた高校2年生の由希(新谷ゆづみ)は、ある日、海岸で麻希(日髙麻鈴)という同年代の少女と運命的に出会う。男がらみの悪い噂に包まれ…
あまりにもパーツが揃いすぎてるので『害虫』を期待しちゃうと肩透かしを食らう。 まさか向井秀徳様まで絡んでいるとは知ら…
【追いかけても追いかけても離れていく...】 第22回東京フィルメックスで上映された塩田明彦新作が一般公開された。私の…
ポルトガルに出稼ぎに行った夫がいつか自分を呼び寄せてくれると信じて待ち続けていたヴィタリナは、カーボ・ヴェルデからリスボンにやってくる。だが、夫は数日前に亡くなり、既に埋葬されていた。ヴィ…
【人間を見つめる】 ※スイス・ ロカルノ国際映画祭の2019年最高賞・金豹賞受賞作品。 ロカルノ国際映画祭は、濱口竜…
現時点で、作品にありつけるチャンスの恐ろしく乏しいペドロ・コスタ。前作、というか姉妹作らしい「ホース・マネー」は観てい…
ソウルの女子美術大学を舞台にしたこの映画は、もうそれほど若くはない大学講師のジョンイムが、かつてはその分野で有名だった叔父のチュ・シオンに大学の演劇祭で学部の学生たちの寸劇を演出させようと…
東京フィルメックスにて。 またいつものホン・サンス映画だと思いつつ、いつもの感じを期待して観に行きました。それも…
ホン・サンスの公式的には前作となる『WALK UP』はもう何から何まで無理な映画で、個人的にはこれまで観たホン・サン…
東京フィルメックス 終映後のアサイヤスのトーク/Q&Aでシネフィル的な観点からではなく人間ホウ・シャオシェンを捉える…
侯孝賢のセルフ聖地巡礼。『童年往時』のパートを筆頭に、映画と地続きの時間や風景が流れる瞬間があり多幸感。『冬冬』祖父宅…
数学が大得意な高校生ウルジー。 物理学コンクールで優勝し、進学のため奨学金の獲得を目指すも、母親が地方で働くと突然言い出し、幼い弟と妹とともに家に残されてしまう。 厳しい冬を乗りきるために…
【モンゴル、学業か?家庭か?】 第76回カンヌ国際映画祭ある視点部門に東京フィルメックス「タレンツ・トーキョー」出身の…
モンゴルの冬は寒くて厳しく、そして長い。それを乗り越えるのが子どもたちだけではどれほど大変か。タイトル回収は早くも中盤…
30 歳を⽬前に控えたイジョンと⺟のスギョンは、ふたりで団地に同居している。若くしてシングルマザーとなったスギョンは幼い頃から娘に⾟く当たり、そんな⺟に対してイジョンも⻑年積み重なった恨み…
毒親、という言葉しか思いつかない。 自由奔放でわがまま放題、自らの欲望に忠実で、母であることよりも女でいることを選ぶ…
謝らない母親と自立できない娘。 若くしてシングルマザーとなり、いつも不機嫌で感情を抑えきれない母親。 そんな母親に育て…
牙をむき出した権力に、自由は傷だらけになって立ち向かう。 2019年、香港で民主化を求める大規模デモが起きた。10代の少年、若者たち、飛び交う催涙弾、ゴム弾、火炎瓶……。この最前線を中心に…
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(リライトしました) 英題は「Revolution of Our Times」 「私たちの時代の革命」 香港の若者(1…
2021年フィルメックスで観逃してしまい、もう上映難しいのかと思ってたらユーロスペースさんやってくれました! もう凄…
舞台は東京の下町。中華料理店で働く男は、パートの中年⼥性に「息⼦が虐められているので相談に乗ってほしい」と頼まれる。渋々引き受ける男だったが、中年⼥性の息⼦は虐めを認めようとしない。息⼦は…
とにかく素晴らしいに尽きる! 奥田庸介監督は役者としても監督としても世の中を罵ってやろうという意気込みを感じた作品だっ…
今回の奥田監督は結構良い人そうである。パートの女性の相談に乗ってあげる薄暗い店内。冒頭のヤクザは掴みだけで特に関係なか…
動物園の檻を壊して猿を逃がし、逮捕された女子高生・未唯の取材を始めるルポライターの優子。だが誹謗中傷に晒される未唯の中の真実を探ろうとするうち、徐々に彼女の精神の均衡は崩れていく。髙橋泉と…
かなりマイナーかつ、無名キャストという布陣ながらも、謎の高評価で興味が湧き、ユニット"群青いろ"による他作を予習した後…
「雨降って、ジ・エンド。」が好みやったからば続けて群青いろの最新作「彼女はなぜ、猿を逃がしたのか?」を……くぅ、キュー…
制作予定のミュージカル映画のための習作らしいのでまだなんとも こんなの言ったらよくないのかもだけどかなりアネットみたい…
フィルメックスにて。8分の短編ながら今年度の新作ベスト。 マルチスクリーンによって離れ離れの女たちの姿が三者三様のシチ…
イランの小さな村。 知的障害のある男を村人全員(子供も含め)でいじめているという、何これ??なシーンから始まる。 そ…
東京フィルメックス2本目は60年代の伝説的なイラン映画。それもデジタルリマスター! イランの牛飼いのおじさんのほのぼ…
[パレスチナ、滑稽な日常風景] 70点 本作品はイツハク・ラビン暗殺とベンヤミン・ネタニヤフ当選直後の、イスラエルと…
ニューヨークから故郷のナザレに久しぶりに帰国したエリア・スレイマン監督を自身が演じ、彼の視点から(当時の)イスラエルに…
イスラエル人映画監督のY。自分の過去作の上映会に招かれた彼は、国から承認を受けた話題についてしか話せないことをそこで告げられるが……。前作『シノニムズ』がベルリン映画祭で金熊賞を獲得したナ…
[イスラエル、深淵を覗くとき深淵もまた…] 80点 2021年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。前作『シノニムズ』はベ…
【国の検閲/規制おちょくってみたw】【東京フィルメックス】 国から承認を受けた話題しか話せない事を知った監督の話。 …
裸の老人というか本当に全裸の86歳の老人が性器を露出しながら、誰もいない薄暗い劇場の廊下を彷徨い、舞台に上がる。円形…
[] 60点 どの作品を何回チャレンジしても開始10分で爆睡するのでほぼ諦めてる系映画監督ワン・ビンの新作。今回も1…
サントーシュが警察官として働き始めたのは、殉職した警察官の未亡人が職を継承できるという政府の制度のためだった。慣れない仕事に順応していく中で、彼女はすぐに、昔ながらの警察のやり方を体験し、…
Filmarksでフォローしている方のレビュー拝見し、機会あったら観てみようとコメントしたら、まさかちょうどその翌日だ…
【第25回東京フィルメックス コンペティション部門出品】 サンディヤ・スリ監督の長編デビュー作。カンヌ映画祭ある視点部…
2018年に企画段階で「タレンツ・トーキョー・アワード」を受賞したアマンダ・ネル・ユー監督の長編監督(マレーシア)の…
全然こんな内容だと思ってなくてびっくりでした(前情報なし) 以下、ネタバレ含みます アジアは性教育が日本より…
家族でのピクニックのビデオ映像をじっくりと見ている若い父親。すぐに彼の幼い娘が行方不明になっているということが分かる。このビデオは、若い両親が持っている娘の最新の映像のようだ。程なくして、…
[家のカーテンは絶対に閉めよう] 70点 2024年ヴェネツィア映画祭コンペ部門選出作品。ヨー・シュウホァ長編二作目…
【第25回東京フィルメックス コンペティション部門出品】 『幻土』ヨー・シュウホァ監督の新作。ヴェネツィア映画祭コンペ…
タイからの不法移民の青年オームは台湾の山岳地帯の田舎町で老人や障害者たちの介護の仕事をしている。東南アジア各地からの不法移民たちを闇で働かせているボスの下、移民労働者たちの仲介役でもある彼…
【第25回東京フィルメックス コンペティション部門出品】 シンガポール出身のチャン・ウェイリャン、イン・ヨウチャオ監督…
カンヌ国際映画祭監督週間でも上映されたケン・ローチ監督やダルデンヌ兄弟監督を継ぐような作品です。 長回しや見事な構図と…
カリスマ的なイノシシの将軍に率いられた動物たちが人間たちを奴隷として支配するディストピアの世界。カンボジアの大虐殺から、近年は一般的な専制政治や虐殺をテーマにしつつあるリティ・パンの最新作…
[リティ・パンはお怒りのようです] 0点 2022年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。リティ・パンは前作『照射された…
リティパン監督最新作でベルリン国際映画祭でも受賞して、気になっていた作品がフィルメックスで上映です。 新作はフィルメッ…
高校の校庭での懸垂中に、内向的なシュオは、同級生のウェイが投げたバスケットボールが当たって落下し、足を負傷する。罪悪感を感じたウェイは、シュオを自宅でテレビゲームをしようと誘う。ウェイの両…
【第25回東京フィルメックス コンペティション部門出品】 リン・ジェンジエ監督の長編デビュー作。サンダンス映画祭でプレ…
リン・ジェンジエ監督『家族の略歴』(2024) 第25回 東京フィルメックスにて鑑賞。 家族の親密さは、同じものを…
ジャーナリストのエリザベス・ベッカーが学者のマルコム・コールドウェルとジャーナリストのリチャード・ダッドマンと共に1978年にプノンペンを訪れた時の記録『When the War Was …
【第25回東京フィルメックス 特別招待作品】 『消えた画 クメール・ルージュの真実』リティ・パン監督の新作。カンヌ映画…
カンボジアに生まれクメールルージュ迫害逃れたリティ・パン監督。 こういう作品はあーだ、こーだ言わず(言えず)きちんと鑑…
[中国、"不在"を抱えた都市への鎮魂歌] 70点 2023年ベルリン映画祭エンカウンターズ部門選出作品。2021年の…
社会問題を中心に取り上げ、お金・教育・戸籍制度・住居政策を露骨に表現して問題提起をしていること自体はとても良いと思った…
1862年、北軍の志願兵部隊が北西部の辺境を偵察する任務を与えられる。彼らは、若者、年配者、神を恐れる者、神を恐れない者など、あらゆる階層の多様な集団だった。彼らの多くに共通しているのは、…
[誰も居ない西部未開拓地域の荒野にて] 50点 2024年カンヌ映画祭"ある視点"部門選出作品、監督賞受賞作品。ロベ…
【第25回東京フィルメックス 特別招待作品】 ロベルト・ミネルヴィーニ監督作品。カンヌ映画祭ある視点部門に出品され監督…
東京フィルメックスで上映の短編です。 モノローグから始まる映像詩と呼びたくなる夫婦の物語は、凄まじい演出力で魅せる作品…