#読書と映画に関連する映画 82作品 - 2ページ目

痛さを徹底的に俯瞰する、山中瑤子監督の作家性がとてもよく理解できた気がする。 20歳頃の初期衝動作品で薄っぺら（に見…

あみこがレモンを貪り散らかすものだから、これはAfter『檸檬』（梶井基次郎の）みたいに思えて仕方がなかった。それはた…

レビュー済「透明人間」Elisabeth Mossが、実在する魔女と呼ばれた稀代の作家を演じる異色のヒューマンスリラー…

どう観てもおばちゃんにしか観えないエリザベス・モスさん。 シャーリイ・ジャクスンはホラー作家、って話し。 全然知らな…

辞書の「ｺﾚｼﾞｬﾅｲ感」に挿絵をつけるならこの映画をドラフト1位とする。 ナボコフの原作を読んでしまうと、こちらはち…

うお！かなり好きでした。ナボコフの有名な小説は未読ですが、この映画では当時の規定もあって性的なシーンはナシになったそう…

【久しぶりの再視聴】 ★「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレム監督、原作はジョン・アーヴィング。 ☆2000年…

「おやすみ　メーン州の王子と ニューイングランドの王たち」 孤児院がキーとなる作品のなかで、必ずしもそれだけでない出…

3回目。信仰故の純粋さが生む、希望と価値らを露わにし、覚醒をさする。ゾーンの正体とは、単にエイリアンとか怪物がいるみた…

タルコフスキーの中で一番好きかも。娯楽性と芸術性がどちらも優れているし、バランスも好み。 水などの自然の表現や荒…

ジャン＝リュック•ゴダール鑑賞7本目。 ゴダールは好んで観る感じではなく、トリュフォー大好き人間なので、対極にある考…

ジャン＝リュック・ゴダール作品。 ブリジット・バルドーがすごい。美の模型。 そしてあの軽蔑する眼差し。記憶に残り続け…

ウィリアム・S・バロウズの原作をデヴィッド・クローネンバーグ色に染めた問題作。 バロウズをモデルにした麻薬中毒者のウィ…

見た事を書き留め そして誰かに渡す 彼らはそれを読み再体験する それが彼と接触する 唯一の方法だ 書き直しして…

《印象に残った点：箇条書き》 ・後ほど 《視聴回数》 ▶︎▶︎1回目 《日時場所》 ▶︎▶︎2024/6/24 16…

映画に限らずものづくりに携わる喜びと呪いを描く「クリエイター讃歌」的作品たち（※1）の並びに、これもまた連なる一片。 …

ずっと観る機会を待ち望んでた作品をついに映画館で観れてほんとうにうれしい 昔読んだきりの原作をパラパラ再読しながら向か…

【別世界で起こったかのような儚い拗らせメロドラマ】 ブレッソン監督作品は「たぶん悪魔が(1977)」が超絶好みだったの…

泉鏡花 原作 鈴木清順 監督作品 1926年東京 新派の劇作家である松崎（松田優作）は名も知らぬ美しい人妻と出…

前作『ツィゴイネルワイゼン』の謎の衝撃を引きずったまま、本作も鑑賞。 なんとなく鈴木清順の美意識に慣れてきた。 人物が…

《現実vsファンタジー》 ・「くまのプーさん」シリーズや、のちに「ティンカーベル」「プレーン」シリーズなどを制作して…

フック船長によってネバーランドへと連れ去られてしまったウェンディの娘ジェーンが、ピーター・パンらと共に冒険する話。 ピ…

ジーン・ワイルダーのウィリー・ウォンカがムロツヨシにめちゃくちゃ似てる笑 この間Wonka観たばかりで、 かなりミュ…

♯257（2024年） 正直で心優しい子 ウィリー・ワンカが経営する謎めいたチョコレート工場に、金のチケットを手に入…

《クラシック映画観ようぜ》がまだ抜け切らない感じで。 それはそれで良いこととして、ゴダール、観ます。 本当は『女は女…

ジャン=リュック・ゴダール×アンナ・カリーナの第3作。 「愛は常に真実であるべきだ。」 舞台女優を志して家族の元を…

原作は名作アニメ絵本シリーズを読んだことがあるくらいなのできちんとした原作を即購入しました。 あまりの尊さにとても感動…

もうちょっと勝ち気なイメージではあったけど、ウィノナ・ライダーにジョーがとてもよく似合っている。本から抜け出たみたい、…

事故により醜い火傷を負い顔を失った男が、精密な仮面を作成し、奥さんを他人のふりしてタブらかしたりする話。 社会的体裁を…

【他人の顔になったら「ぼく」の欲望は満たされるのか】 昭和の不気味な邦画はたまらんです♡♡ ちょっと「顔のない眼(19…

（続き） この劇場版はほぼほぼTV版の総集編のような作りになっていて、新規のシーンは決して多くはない。そういった意味…

この映画、言葉にするのが本当に難しいんですよね。だってこれ、ただの物語じゃない。監督が映像を通して「生きることそのもの…

【美だけではつまらない。この世には醜も必要なのだ。】 むせ返るような悪趣味と醜悪美。 崇拝しているグリーナウェイ監督の…

素晴らしかったの一言。一言では足りないけれど語彙力が追いつかない。 とわさん、いつも素敵な映画をご紹介くださってあり…

時空を超越しながら生きる人物オルランドの、悪夢の数珠繋ぎか地獄めぐり…そんな大河的な風刺劇が、現代の工業地域や素のまま…

オッティンガー「ベルリン三部作」のうち本作だけ観れずにいて、このままでは寝覚めが悪いので少し遠出して鑑賞に漕ぎ着けた。…

　ロバート・アルトマン初作品です。もちろん原作などは読んでいません。映画を見た全体的な感想は「何か分からんけど渋いなぁ…

　　　猫を愛でよう22会選定作品 　　🐈🐈🐈🐈🐈🐈🐈🐈🐈 　　　　　　31匹目 　　　　　品種…茶トラ 　　　　　名前…

刑法第三十九条では、犯人が心神喪失者及び心神耗弱者の場合は、責任能力がないとし、罪に問えないように定められている。この…

字幕をくれーーーーーーー！！！！ 「黒い家」に引き続き森田芳光監督作品。 何回目かな……3.4回は観てるかも。 で、…

久々にショット全振りした映画を観れて満足。冒頭で一瞬スマホが映る以外(ここも現代である事を示す記号としてのみ処理される…

ナウシカ感。 ＊＊ どんな映画なのか一切情報入れず鑑賞。 眠い系だろうとは思ってたけど、いやいや予想の800倍眠か…

2人の幼い姉弟が夜中に目を 覚ますと父親の姿はどこにもなく 家の…

Youtubeへの動画投稿で話題になったカイル・エドワード・ボールの長編デビュー作。低予算ながら全米でヒットしたホラー…

自然豊かな森の中の農場で家族（妻、長男、長女、次男）と幸せに暮らすケイジ。 そんな幸せな日々が庭に隕石が落下したことで…

レビューを書こうとして初めてfilmarksのフライヤーを見ている。 いつも日本版のフライヤーには文句をいってばかりだ…

現代アメリカ文学のベストセラー作家ジョン・アービングの代表作の1つ「ガープの世界」をジョージ・ロイ・ヒル監督が映画化。…

デヴィッド・シャイアが音楽を手がけた映画その④。 まったく展開の予想がつかないストーリー。妙な生々しさがありつつ変に…

間違いなく今年ナンバーワンの最低最悪映画。 個人的にはある意味『福田村事件』以上の胸糞映画だった。種類の全く異なる胸糞…

観る心構えを間違えた、、、 「春画って江戸時代のエロ本だよね？」 と思わせておいて、 「実は春画とは高い文化と教養…

（続き） 地下鉄＝列車、晶馬＝ジョバンニ、冠葉＝カムパネルラ、そして彼らが妹・陽毬を救うために求める《ピングドラム》…

この映画でまず突きつけてくるのは「運命」って何だ？という問いなんですよね。テレビ版の頃からそうだけど、ピングドラムの世…

独特の奇妙な感覚を与えてくれたSF作品。 当時、心揺さぶられました。 高校生ぐらいの時、地上波で観てます。 残…

入院中に特撮・SFで現実逃避 第11弾 時間SF編 監督は、明日に向かって撃て スティングのジョージロイヒル 主演…

全てがメルヘンな世界、御伽噺 これは好きな人はとことん好きなやつ 残念ながら私はそこまでハマれなかったけど、もう少し若…

台詞ほぼナシ。ファイト・ヘルマー監督初の長篇映画とのこと。不思議な世界。世界はコントラストに満ちていて、ドニが双眼鏡で…

過去に鑑賞。ブルーレイ あ！の！ 伊藤潤二氏の名作のひとつ 「ギョ」がアニメ化！ いやぁ　心躍りすぎて 心臓から…

伊藤潤二原作の映画。私は原作未読です。 アニメーション制作はufotable。 今「えっ！？」となった方も多いと思い…

溝口健二監督の作品の中でも特に期待していた 雨月物語。観るタイミングが中々掴めなかったのだけれど、先日、今作の衣装デザ…

「貴方さえいれば他には何も…」 グッ、切ない！ バッキバキに決まってる絵。 どれだけ構図に時間をかけてるんだろと想像…

新種の昆虫を探すため小さな漁村を訪れた男（岡田英次）が、部落の因習に嵌められたことにより、女性（岸田今日子）と二人きり…

原作既読 ロケーションと美術のリアリティ、白黒の画も相まって少しホラーな異世界感も表現出来ている。本当にあるかもしれな…

時々むしょうに観たくなるゴダール。これはストーリーを追えて、SFにジャンル分けできるゴダールだった。もちろんよくわから…

「レミー・コーションの奇妙な冒険」という副題を持つ奇妙な映画。やってんね、ゴダール君。 地球から9000km離れた星…

「反論するものは無知の中の無知だ」 週末（ウィークエンド）に妻の実家を訪れようとした夫婦が、長い渋滞に巻き込まれ、果…

「二度といっしょに仕事をしたくないわ。」 ー ミレーユ・ダルクのゴダールについて 「勝手にしやがれ」ミシェルとパ…

「やさしい」とはまこと便利な言葉（ﾒｯﾁｬやさしそーﾅ彼氏ﾀﾞﾈｪ~~!!）なれども、この題が言う「やさしい」には物静…

ロベール・ブレッソン唯一の未ソフト化作品「やさしい女」がついに2Kレストア Blu‑rayとして2025年6月27日に…

【ピーター・パン&ウェンディ】 〈原題〉　　・Peter Pan & Wendy 〈製作国〉　・アメリカ 〈公開日〉　…

《シックでダークなピーターパン》 【ピーターとフック】 オリジナル版よりもちょっとダーク。ピーターパンやフック船長の…

小川洋子さん原作の約20年程前のフランス映画 工場で薬指を怪我する主人公 仕事を辞め、海辺の町へ 標本作りのラボで働…

“この靴をはいたまま、彼に封じ込められていたいんです” 小川洋子の同名小説が原作。 働いていた炭酸飲料の工場で左手の…