#無冠のカンヌ出品作に関連する映画 111作品 - 2ページ目

たまたま、先日大森南朋が演じたナギサさんを見てこの映画のテレンス・スタンプを思い出しました。リリース当初はポスターのビ…

劇場公開時以来の再鑑賞。 当時は、まだ日本ではそれほどドラァグ・クイーンの存在が認知されておらず、その分、衝撃的で非常…

1996年エドワード・ヤン監督作品。彼の作品の良さは事あるごとに伝え聞いていたので、期待していざ！鑑賞したのですが、め…

【FAKE 📸】 「女の子を映した数枚の写真」がまるでジグソーパズルを当て嵌めるような映画的仕掛けとなっている迷宮に…

【寸評】 「アキ・カウリスマキ」監督の“社会的敗者三部作”のラストを飾る作品だが、個人的に最も気に食わない作品。 演出…

◆あらすじ◆ コイスティネンはヘルシンキの警備会社の夜間警備員として働いていたが、周囲を上手く溶け込めず孤独な暮らしを…

           魔境で彷徨う レオス・カラックスは3作しか観たことがなく、本作もラブストーリーだと思っていたが…

レオス・カラックスが青春三部作（だっけ？）のあとに撮った作品。クレール・ドゥニの『美しき仕事』と併映でどんな繋がりなん…

【薄味なシェイクスピア】 数多くあるランキングのいずれかで、共に美男美女第1位に輝いたことのあるお二人の共演というこ…

マクベスの話知らないとこの作品でストーリーを理解するのは難しいかもな。 シェイクスピアの脚本はだいぶ何言ってるかわから…

コミカルに描かれるヨーヨーの半生。 深く描かれることはないが、道化師から、戦場を経て、テレビでも大成功を収めているわ…

ピエール・エテックスが監督・脚本・主演を務めた長編第2作目のコメディ。 脚本はジャン=クロード・カリエールと共同。 モ…

ミヒャエル・ハネケ3本目。本作とても面白かったです。彼の才能の凄さも感じました！貧富の差や移民問題、コミュニケーション…

ミヒャエルハネケ監督作品。 ハネケ監督にハマり中。 長回し、1シークエンスワンカットの独特の演出で進行していく群像劇…

孤独と希望の詩的リアリズム 　ヴィットリオ・デ・シーカ監督による本作は、戦後イタリアの社会的現実を鋭く映し出したネ…

監督のヴィットリオ・デ・シーカは、戦後のイタリアにおける市井の人々の厳しい暮らしを、ありのまま描いてきた。 『靴みがき…

異国に根付いた文明＝営みを見せることで映画史の原初へ回帰していくような趣。何にせよ長編2作目でこれは超絶すぎる。 越境…

ペドロ・コスタ監督作品…初期3部作の2作目…。 クロースショットの火山の噴火口から溶岩が流れ出る壮絶なシーンで始まり…

ナチスドイツ占領下のパリでユダヤ人排斥運動が高まり始めた頃 一人の医師が人間の尊厳を無視したような扱い方で女性の顔や骨…

1942年3月、第二次世界大戦下のドイツに占領されたパリ。そこで美術商を営むロベール・クラインは自分と同姓同名の人間が…

いつも観終わるとグッと来るミケランジェロ・アントニオーニ監督作品。風景が主役で人間は後付けなんじゃないかと思えるほどの…

[直らない悪癖以外の全てから逃げる男]　80点 傑作。1975年カンヌ映画祭コンペ部門出品作品。マリア・シュナイダー…

60年代モノクロ・サスペンス・スリラー 星新一作品や｢世にも奇妙な物語｣みたいな雰囲気でした☆ カメラワークが独特…

怖かった～。1966年のSF、人生に退屈している成功した銀行家が、さる機関によって若返り、別人の顔となる手術を受ける。…

アメリカ版Google Playのレンタルで鑑賞。アメリカ仕様なので、性器もノーモザイク。 ピーター・グリーナウェイ…

「肉体という書物」 日本語、広東語、英語、フランス語が交錯する、 トンデモ日本なボディカリグラフィ＆BL劇場。 父…

リン・ラムジー監督作品。 舞台は1973年のスコットランドのグラスゴー。曇りがちな空、灰色のアパート、濁った川が気持…

「少年は残酷な弓を射る」「ビューティフルデイ」の女性監督リンラムジー作品。 冒頭のカーテンぐるぐるから、監督のセンス…

「愛と追憶の日々」がアカデミー賞を受賞した年、同じく作品賞ノミネートで主演男優賞と脚本賞を受賞したのが、この作品。 …

1983年 🇺🇸映画 カラー作品。 第56回アカデミー賞 最優秀主演男優賞(ロバート・デュヴァル) 最優秀脚本…

アル・パチーノの初監督作品🌟 俳優が監督をしたくなる時、役者なら誰しもそういう時は訪れるでしょうね...この時パチーノ…

記録。 名優の熱意が伝えるシェイクスピア。 アル・パチーノ監督・脚本・主演のドキュメンタリー。シェイクスピアの史劇『…

テレキネシス野郎のおはなし。 幕が開いてびっくり。スクリーンがシネスコサイズだ！ と、ヴェーラでは初めて見る画角にち…

鑑賞記録。 夏の雨―。 何とも瑞々しく、爽やかな余韻を残す作品である。 ソヴィエト連邦、ゲオルギー・ダネリヤ監督作品…

[]　90点 大傑作。エルマンノ・オルミ長編三作目。エルマンノ・オルミの映画はだいたい上映時間の半分くらいは寝ちゃう…

オルミ監督の初期トリロジーの3本目をみた。1本目の「時は止まりぬ」は今年国立映画アーカイブで上映された見たいだけど見逃…

【第75回カンヌ映画祭　コンペティション部門出品】 『ルイ14世の死』などで知られる異才アルベルト・セラ監督作品。カン…

[高等弁務官、タヒチの海にて悪魔と宴す]　60点 2022年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。ジェラール・ドパルデュー…

リテラシーの奨め。 久し振りの監督作品であり、昨今の本邦に於ける「ネトウヨ」の皆様方のご尊顔が思い起こされる作品である…

[ヤノーシュっておじさんが手当たり次第仲間を売るよ]　40点 ヤンチョーお得意のロングショット長回しで構成される密告…

社会から隔離された精神病棟の中を亡霊の如く漂う女性達。そんな彼女ら彼らの心情にスポットライトが当てられた作品。社会との…

役者がキチガイ病院でキチガイを熱心に演じている、その頭のおかしな行動が一つのパフォーマンスにしか見えない。キャメラを傾…

2025年111本目 高二の時、遠足で劇団四季版観たなあ。 『雨に唄えば』と並び称されるジーン・ケリーが主演を務めた傑…

1951年制作のミュージカル映画。 主人公はジーン・ケリーさん。名作『雨に唄えば』の前年だし、ジーン・ケリーさんが一番…

1947年、パリのサンテ刑務所で実際に起こったことを元にした脱獄映画 実行犯のひとりはリーダー格のロラン役で出演してい…

「現金に手を出すな」「モンパルナスの灯」のジャック・ベッケル監督の遺作。 53歳という早過ぎる死でした。 1947年…

【短命な兎】 ヴィンセント・ギャロ監督の長編２作目となった作品 〈あらすじ〉 バイクレースで各地を巡業するレーサー…

どんな女性とキスしても足りない。 彼女との日々が忘れられず彷徨う。 物語の内容は1回だけじゃ到底理解できないものであ…

贋作をめぐるオークションの話かと思うたら殺しの話になり、サスペンスかと思うたらコメディのようでもあり、裏切りの話かと思…

過去に一度観たときには何の前情報も持ち合わせていなかった故、度々訪れる「？？？」を処理しきれず半分理解を放棄した「アメ…

ヒッチコック監督が「白い恐怖」（1945）の次作に手掛けたスパイスリラー。同作に引き続き主演イングリッド・バーグマン＆…

ヒッチコック監督の中でも、特に特に大好きな。 『汚名』がスクリーンで観れるなんて！！😍😍 【事のあらまし】 ダヴ…

⭐︎不思議な宮殿を時間旅行する夢のような世界観の映画。映画という構造を最大限使って、まさに最中へと入る没頭的世界を作り…

世界三大美術館と言われるロシアのエルミタージュ美術館をそのままロケーション撮影した夢のように美しい映像でした 時空を…

ルーマニアの巨匠Cristian Mungiut監督が、寒村を舞台に移民問題を描く戦慄のソーシャルスリラー。京都のミニ…

2020年に起きた外国人排斥事件を基にしたフィクション トランシルヴァニアという土地で、こんなにも様々な言語が飛び交…

エリック・ロメール監督・脚本による恋愛喜劇「六つの教訓話」シリーズの第三作目。 二人の女性に魅惑されるカトリック信者の…

「偶然へのフォーカスを取り戻す事」と、私がロメールが苦手な理由について 短編含めて3本続けて鑑賞し、私なりにロメール…

神にまで笑われる憐れな偏執。 冒頭から神聖な場所で描くフェティシズム。カトリックの洗礼で神父が洗う信者たちの足を映し…

ルイス・ブニュエル監督　　　　　Amazonprime 2025年公開映画/2025年に観た映画　　　目標52/1…

たぶん子供の頃冬休みの昼間によくテレビで放映していたような記憶。 だから今作は自分的にクリスマスから年末の雰囲気を感じ…

出演者が全員子ども(平均均年齢12歳のちびっこ)だけというミュージカル・コメディ。 禁酒法時代のニューヨークを舞台に、…

色んな意味でキ印の入った空前絶後の企画である。まるで『タイタニック』並みの予算で撮ったゴダールやトマス・ピンチョン作品…

これで幻のデビュー作以外、アレクセイ・ゲルマン監督作品は制覇。 今回観た長めのランタイムの本作も、例によってわけが分か…

皆、大好きリタヘイ 「すべてはアナタのために…」 【ショーシャンクの空に】の劇中上映作品としても知られる、リタヘイ…

リタ・ヘイワース×グレン・フォードによるフィルム・ノワール。 アメリカ人賭博師が、ブエノスアイレスのカジノに雇われる…

　テアトル東京の最後の作品 ちなみに行ったのは 「2001年宇宙の旅」revival ギネスブック 史上最悪の赤字を…

“愛すべき大失敗作” あの名作「ディア・ハンター」を発表後にマイケル・チミノ監督が3年の月日を得て完成させた「ディア…

冒頭、海に浮かぶ難民の死体。なんともタイムリーな映像。 「国境とは何か？一歩踏み出せば異国か、死か。」 国境を前に…

最後にテオ監督の巻末インタビュー観てしまって、監督は国境を外的に捉えてはいない、内的な心の壁や環境への違和感を描いたと…

夫から独り立ちし、息子と2人で生きていこうとする女性の話。ヴィム・ヴェンダース作品の脚本でおなじみの作家ペーター・ハン…

ノーベル文学賞受賞作家ペーター・ハントケの自身の同名小説の映画化。 ハントケの盟友ヴィム・ヴェンダースが製作を務め、ハ…