TAMA映画賞 最優秀作品賞 受賞作品。これまでに岩井俊二監督のラストレターや、成海璃子が出演する海辺の映画館―キネマの玉手箱、長いお別れなどが受賞しています。
裕里(松たか子)の姉の未咲が、亡くなった。裕里は葬儀の場で、未咲の面影を残す娘の鮎美(広瀬すず)から、未咲宛ての同窓会の案内と、未咲が鮎美に残した手紙の存在を告げられる。未咲の死を知らせる…
>>続きを読む尾道の海辺にある唯一の映画館「瀬戶内キネマ」が閉館を迎えた。最終日は、「日本の戦争映画大特集」のオールナイト興行。そこで映画を観ていた若者3人は、突然劇場を襲った稲妻の閃光に包まれ、スクリ…
>>続きを読むとても感想が言い難い映画で困惑する。 嘘か真か、映画は全て嘘で出来た架空の物語。 独特な表現描写と小気味良い編集…
>>続きを読む父、昇平(山崎努)の70歳の誕生日会。久しぶりに集まった娘たちに母:曜子(松原智恵子)から告げられたのは、中学校校長も務めた厳格な父が認知症になったという事実だった。夢も恋愛もうまくいかず…
>>続きを読む公開4週目平日朝の回 観客:年配者10名 襟挫邊洲の紙切れ ずっと大切に持ってたね 祖父との係り孫に感情移入 子役2…
>>続きを読む鎌倉からやってきたノンフィクション作家の平岡衛星(井浦新)は、嵐電の走る線路のそばに部屋を借り、嵐電にまつわる不思議な話を集める取材を開始する。そこには、衛星と彼の妻・斗麻子(安部聡子)が…
>>続きを読む白塗りメイクの車掌さんのホラー映画。 「京都弁」という言葉を京都の方が言うことに変な感じがするのは、偏見なのかななん…
>>続きを読む突如姿を消し、朝子が心のどこかで思い続ける運命の人・麦を、掴みどころのない不思議な佇まいで具現化し、一途に朝子を想う・亮平を、やさしさと包容力で体現したのは東出昌大。初の一人二役で新境地を…
>>続きを読む高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金…
>>続きを読む渋谷、新宿。二人は出会う。優しくてぶっきらぼうな、最高密度の恋愛映画、誕生。 看護師として病院に勤務する傍ら、夜はガールズバーで働き、言葉にできない不安や孤独を抱えながらも、誰かに甘える…
>>続きを読む数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・加瀬真治(松田龍平)は毎日散歩に出かけて行く。一体何を…
>>続きを読む家庭をかえりみなかった男・白岩は、故郷の函館に離婚して戻り、職業訓練校に通いながら失業保険で暮らしていた。日々の楽しみもなく、ただ働いて死ぬだけ、そう思っていた。ある日、訓練校仲間の代島に…
>>続きを読む作家・佐藤泰志さんの函館3部作の最後を飾るらしい今作。 うーむ…。役者さんの演技は光ってるし監督も好きなのに、そこま…
>>続きを読むまぶしい光に包まれた夏の朝、三姉妹に届いた父の訃報。 十五年前、父は女と出て行き、その後、母も再婚して家を去った。 三姉妹を育てた祖母もとうに亡くなり、広くて古い鎌倉の家には、彼女たちだけ…
>>続きを読む抱きしめられたい。子どもだって。おとなだって。 まじめだが優柔不断で、問題に真っ正面から向き合えず肝心なところで一歩を踏み出すことができない新米の小学校教師・岡野。近所のママ友たちとの表面…
>>続きを読む雪の北海道芦別市、現代。風変わりな古物商《星降る文化堂》を営む元病院長、鈴木光男(品川徹)が92歳で他界した。散り散りに暮らしていた鈴木家の面々が葬式のために古里・芦別に戻ってくる。そんな…
>>続きを読む観ながら涙が溢れ嗚咽が止まらなくなりました。映画で泣くことはよくあるのですが、それには明確に理由があり自分でも理解して…
>>続きを読む吉田修一の同名小説を『南極料理人』の沖田修一監督が映画化した青春ストーリー。1980年代を舞台に、長崎から上京してきたお人好しの青年・世之介と彼を取り巻く人々のエピソードを、心温まるユーモ…
>>続きを読む尾崎俊介(大西信満)と妻のかなこ(真木よう子)は、緑豊かな渓谷で暮らしている。そんな長閑な町で起こった幼児殺害事件は、その実母が実行犯で逮捕されるというショッキングな結末で収束へ向かってい…
>>続きを読むさよなら渓谷 ごく普通に見える夫婦。 だがふたりは残酷な事件の被害者と加害者だった。 15年前の「罪」が、再びふたり…
>>続きを読むありふれた時間が校舎に流れる「金曜日」の放課後。1つだけ昨日までと違ったのは、学校内の誰もが認める“スター”桐島の退部のニュースが校内を駆け巡ったこと…。
フィクションと創造力で、ファンタジーに「クレイジーなファンタジー」をより重ねたら「リアルな感情」しか残らなくなって帰結…
>>続きを読む『万引き家族』の是枝裕和監督が、2010年の九州新幹線全線開通を題材に描いた家族ドラマ。両親の離婚によって福岡と鹿児島の離れ離れで暮らす兄弟が、家族の絆を取り戻そうと奮闘する。主演は、兄弟…
>>続きを読む99歳の新藤兼人監督の最後の作品は実体験を基に作られている。 この作品は、これから死地の戦場に出兵する戦友に託された妻…
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