カンヌ国際映画祭 脚本賞 受賞作品。これまでに是枝裕和監督の怪物や、ファレス・ファレスが出演するBoy from Heaven(英題)、ドライブ・マイ・カーなどが受賞しています。
大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子供たち。それは、よくある子供同士のケンカに見えた。しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを…
>>続きを読む舞台俳優であり、演出家の家福悠介。彼は、脚本家の妻・音と満ち足りた日々を送っていた。しかし、妻はある秘密を残したまま突然この世からいなくなってしまう――。2年後、演劇祭で演出を任されること…
>>続きを読む自己満足点 93点 「映画の可能性は無限だな。」 今作を観てそう思いました。 村上春樹の短編小説「ドライブ・マイ・…
>>続きを読む画家のマリアンヌはブルターニュの貴婦人から、娘のエロイーズの見合いのための肖像画を頼まれる。だが、エロイーズ自身は結婚を拒んでいた。身分を隠して近づき、孤島の屋敷で密かに肖像画を完成させた…
>>続きを読むイランの人気女優ベーナズ・ジャファリのもとに、見知らぬ少女からの悲痛な動画メッセージが届いた。その映画好きの少女マルズィエは、女優を志して芸術大学に合格したが、家族の裏切りによって夢を砕か…
>>続きを読む時は20世紀後半、社会と隔絶したイタリア中部の小さな村。純朴なラザロと村人たちは領主の侯爵夫人から小作制度の廃止も知らされず、昔のままタダ働きをさせられていた。ところが夫人の息子タンクレデ…
>>続きを読む予備知識なしでの鑑賞。 主人公は、20世紀後半、領主の伯爵夫人のもとで働く多数の小作人の中の青年ラザロ。 真面目で純…
>>続きを読む元軍人の主人公ジョーは、人身売買などの裏社会の闇に堕ちて行方不明になった少女たちの捜索と奪還を請け負うスペシャリスト。年老いた母親と静かな生活を送る一方、長年のトラウマに苛まれる彼の心中に…
>>続きを読む2023.0506.3回目 じわじわ好きになる 最初観たときは味わいが変わってくる 息苦しさと不安な心情風景と音で、…
>>続きを読む心臓外科医スティーブンは、美しい妻と健康な二人の子供に恵まれ郊外の豪邸に暮らしていた。しかし、彼らの特権的な生活は、ある少年を家に招き入れたときから奇妙なことが起こり始める。子供たちは突然…
>>続きを読む作家アーサー・ミラーの戯曲「セールスマンの死」の舞台に出演中の夫婦。夫は教師をしながら、小さなの劇団で妻とともに俳優としても活動している。 ある日、引っ越ししたばかりの自宅で、夫の留守中…
>>続きを読む『セールスマン』女優のタラネ·アリドゥスティが、抗議デモに参加し処刑された男性への連帯を示す投稿をSNSで行い逮捕され…
>>続きを読む終末期の患者をケアする看護師デヴィッド。死を乞う患者を前にしたとき、彼はどう命に向き合うのか。ある看護師の崇高なる献身愛と葛藤を描いたサスベンスフルなヒューマンドラマ。デヴィッド(ティム・…
>>続きを読む【コップ】 ネタバレ無しレビューを主としているが、今作は作品の根幹とラストのネタバレが表裏一体の為に致し方なく…。 …
>>続きを読む入り江のある小さな町。自動車修理工場を営むコーリャは、若い妻リリア、そして先妻との間に生まれた息子ロマと共に、 住み慣れた家で暮らしている。1年後に選挙を控えた市長のヴァディムは、権力に…
>>続きを読むロシアの権力者の傍若無人ぶりって、皆こうなのか?寒ざむしい風景も手伝いずっと重苦しい空気が漂う。救いのない世界にロシア…
>>続きを読む村の共同所有だった炭鉱の利益が実業家に独占されたことに怒った山西省の男。 妻と子には出稼ぎだと偽って強盗を繰り返す重慶の男。しつこく迫る客に我慢できず切りつける湖北省の女。 ナイトクラ…
>>続きを読む=͟͟͞͞⚔️ あちゃん vs まさやん 〖しりとり対決…
>>続きを読む共にタルムード学の大学教授であり、ライバルでもある父親と息子の物語。頑固な潔癖主義者の父親エリエゼルはその業績も無名で、息子のウリエルは名声を得ようと、ずっと学会に認めてもらおうと奮闘して…
>>続きを読む老いてなお、うだつの上がらない父親と、チャキチャキ仕事して実績を残す息子。良くも悪くも、子は親の背中を見て育つものでは…
>>続きを読むドイツへ出稼ぎに出た母が殺されたことを知らぬまま、トルコで反政府活動を行う娘はドイツへ逃亡する。母と娘の物語が、ドイツ…
>>続きを読むタンゴの楽曲「Volver」(カルロス・ガルデル)を題材にした血の繋がった三世代の女性(母、娘、孫娘)による人間ドラマ…
>>続きを読む■概要 クズ男を亭主にもつ控えめで優しい女性がとある事件をきっかけに、記憶が混濁。 自身がずっと観ていた昼メロの登場人…
>>続きを読む「独裁者たちのとき」のまったり感はここでもみられる。私の好きなソクーロフの幻想的な映像美を堪能できたけど、ちょっと眠く…
>>続きを読むハル・ハートリー監督作品3作目。好みなのは、底辺にいる人に光を当て、誰もがもつ潜在的可能性を市井の人によって引き出して…
>>続きを読む「ムーンライティング」 冒頭、1981年12月5日。 4人のポーランド人、ワレサ率いる独立自由労働組”連帯“。…
>>続きを読む["ただの役者"という絶望、ブランダウアー三部作①] 60点 主演のクラウス・マリア・ブランダウアーの名を冠したトリ…
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