ベルリン国際映画祭 銀熊賞 最優秀女優賞 受賞作品。これまでにクリスティアン・ペッツォルト監督の水を抱く女や、ワン・ジンチュンが出演する在りし日の歌、相続人などが受賞しています。
外交的なチキータと部屋で絵を描いて過ごすのが好きなプライドの高いチェラは、長い間生活を共にしてきた熟年のレズビアンカップ ル。二人は生活のため、チェラが親から相続した高価な調度品を売りなが…
>>続きを読む過酷、という言葉では到底足りないような現実の重さに震えが走る思いがした。 冒頭から残酷な現実は顔を出す。 わずか12…
>>続きを読む1944年、春。日中戦争に出兵した久蔵は、故郷の村に帰ってきた。両手両足を失い、頭は焼けただれ、耳も聞こえず、口も利けないその姿に村人は驚き恐れるが、勲章を授けられた彼を生ける軍神と奉る。…
>>続きを読む実話に基づくドイツ作品。アマプラで配信されていなければきっと観ていない作品だと思います。 ドイツが東西に分断されていた…
>>続きを読むベルリン国際映画祭でブラジル映画初の金熊賞を受賞したヒューマン・ドラマ。リオデジャネイロの中央駅で代筆業を営む中年女性ドーラは、ある出来事から一人の少年の父親を探す旅に出ることになる。
この監督の描く殺風景な街の風景に惹かれます。『モーターサイクル・ダイアリーズ』の南米、『ビハインド・ザ・サン』の乾いた…
>>続きを読むコミカルで、なかなか良い話。 嫁舅/老人問題を肩肘張らずに軽~い調子で流していき、ラストは爽やかに〆てくれます。 メ…
>>続きを読むイギリスの労働階級の悲哀を一貫して描き続けるケン・ローチ監督。90年代から多作になっていくのですが、その代表作の一つで…
>>続きを読む退役軍人のパコ。 婚約者のトリーニ。 未亡人のルイサ。 3人三様の思いが交錯します。 一角の男として、軍属時の隊長…
>>続きを読む「考える人」「地獄の門」などで知られる近代彫刻の巨匠・ロダンの弟子であり、モデルであり、愛人でもあったカミーユ・クローデル。彼女はロダンと共に数々の作品を生み出していくが、自分自身の作品が…
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