ベルリン国際映画祭 銀熊賞 最優秀女優賞 受賞作品。これまでにクリスティアン・ペッツォルト監督の水を抱く女や、ワン・ジンチュンが出演する在りし日の歌、相続人などが受賞しています。
ベルリンの都市開発を研究する歴史家ウンディーネ。彼女はアレクサンダー広場に隣接する小さなアパートで暮らし、博物館でガイドとして働いている。恋人のヨハネスが別の女性に心移りし、悲嘆にくれてい…
>>続きを読むギリシャ神話の水の精霊、ウンディーネを題材にしたお話。 邦題がちょっと意味不明な感じですが、原題はウンディーネ。 と…
>>続きを読む国有企業の工場に勤めるヤオジュンとリーユン夫婦は、中国の地方都市で幸せに暮らしていた。大切な一人息子シンシンを失うまでは・・・・・・。乗り越えられない悲しみを抱えたふたりは、住み慣れた故郷…
>>続きを読む外交的なチキータと部屋で絵を描いて過ごすのが好きなプライドの高いチェラは、長い間生活を共にしてきた熟年のレズビアンカップ ル。二人は生活のため、チェラが親から相続した高価な調度品を売りなが…
>>続きを読む舞台は、ハンブルクとカンヌンという二つの海岸都市。不倫スキャンダルにより、キャリアを捨て異国に逃げてきたヨンヒ(キム・ミニ)は、訪ねてくると言ったまま姿を見せない恋人を待ちながら、自分の真…
>>続きを読むホン・サンス監督作品。 またしてもホン・サンス監督自身の私生活を反映しているだろう物語。 『クレアのカメラ』では、…
>>続きを読む自然豊かな田舎で2人で過ごしてきた老夫婦のジェフとケイト。週末の土曜日には結婚45周年を祝うパーティーを控えていた。だが月曜日、ジェフのもとに昔の恋人の遺体が氷河の中から見つかったという手…
>>続きを読む昭和11年。田舎から出てきた純真な娘・タキは、東京郊外に建つ少しモダンな、赤い三角屋根の小さなお家で、女中として働きはじめた。そこには、若く美しい奥様・時子と旦那様・雅樹、そして、可愛いお…
>>続きを読む過酷、という言葉では到底足りないような現実の重さに震えが走る思いがした。 冒頭から残酷な現実は顔を出す。 わずか12…
>>続きを読むベルリン国際映画祭で主要3部門独占、アカデミー賞では外国語映画賞など世界で多数の映画賞を受賞した人間ドラマ。愛する者を守るための秘密や嘘が2組の家族の人生を翻弄してゆく様を、強く静かに描き…
>>続きを読む1944年、春。日中戦争に出兵した久蔵は、故郷の村に帰ってきた。両手両足を失い、頭は焼けただれ、耳も聞こえず、口も利けないその姿に村人は驚き恐れるが、勲章を授けられた彼を生ける軍神と奉る。…
>>続きを読む戦場で四肢と聴力と声帯を失った夫と、そんな夫に愛と虐待を与える妻の物語。 設定は江戸川乱歩の「芋虫」まんまだが、「芋…
>>続きを読む楽天的な性格のポピーは小学校の教師で、親友のゾエとルームシェアをしている。運転やフラメンコを習い、ホームレスに出くわしたり、乱暴な生徒をいさめたりしながら日々暮らしていたが、開けっぴろげな…
>>続きを読むサリー・ホーキンス ファンは必見! 昔、初めてのデートでマイク・リー監督の「ネイキッド」を観に行ったことがあります。…
>>続きを読む娼婦のアイリーンはバーでセルビーと出会い、やがて愛しあう関係になる。アイリーンは2人で過ごすホテル代を稼ぐために客を取るが、暴行を受けたはずみに客を殺してしまう。他の職に就けず社会に絶望し…
>>続きを読む1923年のロンドン郊外。作家のヴァージニア・ウルフは病気の療養をしながら小説『ダロウェイ婦人』を執筆していた。「花は私が買ってくるわ」彼女は思いついた書き出しを口にする。時を超え、195…
>>続きを読む言語化がむずい 言葉って何故こんなにややこしいのか 未熟で拙くて素晴らしくて愚かなのか 全ては理解出来なかったけれど…
>>続きを読むジョージア州の刑務所に勤めるハンクと息子・ソニー。黒人差別意識の強いハンクに対し、心優しいソニーは黒人死刑囚・ローレンスの死刑執行中に取り乱してしまう。ハンクはそんな息子の態度を厳しく叱責…
>>続きを読む【第74回アカデミー賞 主演女優賞受賞】 ハル・ベリーが有色人種として初めて主演女優賞を受賞した記念碑的作品。原題の「…
>>続きを読む実話に基づくドイツ作品。アマプラで配信されていなければきっと観ていない作品だと思います。 ドイツが東西に分断されていた…
>>続きを読むベルリン国際映画祭でブラジル映画初の金熊賞を受賞したヒューマン・ドラマ。リオデジャネイロの中央駅で代筆業を営む中年女性ドーラは、ある出来事から一人の少年の父親を探す旅に出ることになる。
アンソニー・ミンゲラ監督が、ブッカー賞を受賞したカナダ人作家マイケル・オンダーチェの「イギリス人の患者」を壮大なスケールで映画化し、第69回アカデミー賞で最多12部門にノミネートされ、作品…
>>続きを読む【第46回ベルリン映画祭 女優賞】 アカデミー外国語映画賞受賞作『ハンカチのご用意を』のベルトラン・ブリエ監督作品。ベ…
>>続きを読むコミカルで、なかなか良い話。 嫁舅/老人問題を肩肘張らずに軽~い調子で流していき、ラストは爽やかに〆てくれます。 メ…
>>続きを読むイギリスの労働階級の悲哀を一貫して描き続けるケン・ローチ監督。90年代から多作になっていくのですが、その代表作の一つで…
>>続きを読む退役軍人のパコ。 婚約者のトリーニ。 未亡人のルイサ。 3人三様の思いが交錯します。 一角の男として、軍属時の隊長…
>>続きを読む「考える人」「地獄の門」などで知られる近代彫刻の巨匠・ロダンの弟子であり、モデルであり、愛人でもあったカミーユ・クローデル。彼女はロダンと共に数々の作品を生み出していくが、自分自身の作品が…
>>続きを読むアルバートブルックスのお陰でイライラを抑えられながら観れた。 ホリーハンターとウィリアムハート演じるふたりが最後まで…
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