ヴェネチア国際映画祭 ヴォルピ杯 (最優秀女優賞) 受賞作品。これまでにトッド・フィールド監督のTAR/ターや、ペネロペ・クルスが出演するパラレル・マザーズ、私というパズルなどが受賞しています。
世界最高峰のオーケストラの一つであるドイツのベルリン・フィルで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ター。彼女は天才的な能力とそれを上回る努力、類稀なるプロデュース力で、自身を…
>>続きを読むこの日は『怪物』『aftersun/アフターサン』『老ナルキソス』と4本見たのですが期せずしてテーマに繋がりのある極私…
>>続きを読むフォトグラファーのジャニス(ペネロペ・クルス)と17歳のアナ(ミレナ・スミット)は、出産を控えて入院した病院で出会う。共に予想外の妊娠で、シングルマザーになることを決意していた二人は、同じ…
>>続きを読む米国の北東部、マサチューセッツ州の州都ボストン。 ショーンの妻、マーサは出産間近の身重の体。彼女は自宅での出産を希望し…
>>続きを読む18世紀初頭、フランスとの戦争状態にあるイングランド。人々は、アヒルレースとパイナップル食に熱中していた。 虚弱な女王、アン(オリヴィア・コールマン)が王位にあり、彼女の幼馴染、レディ・サ…
>>続きを読むくぅ〜っ!見下した視線に嫌味ったらしい台詞に!ああっ!ヒヤヒヤしますぅ〜!裏切り、妬み、寝返り、計算ずくめ、ドロッドロ…
>>続きを読むベルギーのある小さな都市。アンナ(シャーロット・ラン プリング)とその夫(アンド レ・ウィルム)は、慎ましやかに過ごしていたが、夫が犯したある罪により、その生活はわずかに歯車が狂い始める。…
>>続きを読むシャーロット·ランプリングの演技力が、素晴らし過ぎて引き込まれました。何の説明もなく、謎のまま終わるので、苦手な人は苦…
>>続きを読む夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅…
>>続きを読む劇映画としては17年ぶりの発表となったガウディーノの意欲作。独特の色彩感覚と想像力あふれる演出で、一人の女性が再生していく歩みをたどる。子どものころは自信満々だったアンナ。けれども、今や子…
>>続きを読むニューヨークで運命的に出会い、恋に落ちたジュードとミナ。やがて結婚し、2人の間には可愛い男の子が産まれる。それは幸せな人生の輝かしい始まり――のはずだった。しかし息子の誕生後、独自の育て方…
>>続きを読むありそうな、普通にありそうな話が…。 子育てに新興宗教が絡んでくると、極端な話になりがちだけど、この作品ではそのよ…
>>続きを読むテルアビヴに住む典型的ユダヤ人一家の物語。末娘の結婚を目前に控えた時、姉が出産のために死んでしまう。そのため、彼女の結婚は延期なってしまうのだが…
横川シネマにて。 同じ三大映画祭週間のイスラエル映画『フットノート』の方は、文化的には自分たちとそんなに違いを感じなか…
>>続きを読む香港の映画プロデューサー、ロジャー・リーの実体験を基に、彼と彼の家族に仕えてきた老家政婦との心の絆を描いた感動ドラマ。
『アルプス』(2011)、『ロブスター』(2015)、『女王陛下のお気に入り』(2018)の鬼才ヨルゴス・ランティモスが製作・出演した"ギリシャの奇妙な波"と呼ばれるムーブメントを代表する…
>>続きを読む黙ったままで何もあげられないけど、 君のそばにいて、 振り返った後部座席には、 大切な人がいる。 〜〜〜 お人好し…
>>続きを読む[ナイアガラ、嗚呼ナイアガラ、ナイアガラ…] 70点 ヴェネツィア映画祭の女優賞は私の好きな女優が受賞することが多い…
>>続きを読む交通事故で母親を失った4歳の少女ポネット。突然の出来事にその死を受け入れられない。叔母の家に預けられ新たな生活が始まるが、ひたすら母の帰りを信じ、祈り続ける。そんな少女に周りの大人たちは「…
>>続きを読む冒頭のサクサクした展開と 後半の、 ポネットの頭の中の出来事なのか現実なのか わからないけどいずれにしても救いのある展…
>>続きを読む少女の頃のリリアンは、鋭敏な感覚と自由奔放な感性を持っていただけ。時代故に厳格な父親は反抗的な娘を精神病院へ閉じ込め、…
>>続きを読む記録(ジョン・シュレシンジャー監督作品。彼らしい、質の良いこころに残り続ける名品。)
記録。 願った暮らしとその代償。 史実をベースにしたフランスの悲劇的なドラマ。とはいえ本作の主役は偉人などではなく一…
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